送料無料 希少 90s ヴィンテージ Uナシ EVIS 1506 LEVI'S 506XX 1st Type デニムジャケット Gジャン EVISU エヴィス リーバイス

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Description


【EVIS 1506 No.2 DENIM/506XX 1st TYPE/旧EVIS赤タブ/恵比寿様顔パッチ/SCOVILL/90年代】
日本のレプリカデニムが、まだ世界から「Japanese Denim」と呼ばれるよりずっと前。
ヴィンテージのLevi'sを手に取り、生地を見て、縫製を見て、リベットを見て、色落ちを見て、「これを日本でもう一度作れないか」と本気で考えていた人たちがいました。
1990年代。
現在では当たり前になったヴィンテージレプリカというジャンルが、まだ一部のデニム好きたちの異常なまでの情熱によって動いていた時代です。
今回出品するのは、そんな時代の空気を強烈に残した一着。
EVIS 1506、No.2デニムを使用したLevi's 506XX、通称“1st”タイプのデニムジャケットです。
しかもこちら、現在の「EVISU」ではなく、胸ポケット脇に「EVIS」表記の赤タブを備え、襟裏には古い恵比寿様の顔パッチが残る、1995年前後と思われる旧EVIS時代の一着です。

■ まだ「EVIS」だった頃

EVISは1991年、大阪で誕生しました。
現在では海外にも広く知られるEVISUですが、その原点にあったのは、華やかなラグジュアリーやストリートファッションではありません。
むしろ正反対。
古いアメリカのワークウェア、そしてヴィンテージデニムへの、徹底的なまでの憧れでした。
創業当初は生産量も非常に少なく、ヴィンテージデニムを知り尽くしたマニアたちを中心に支持を拡大。後に日本を代表するレプリカデニムブランドのひとつとなっていきます。
そして、この個体を語るうえで見逃せないのが、胸ポケット脇に残る赤い「EVIS」タブ。
現在のブランド名は「EVISU」ですが、初期に使用されていた名称は「EVIS」でした。
この「EVIS」という綴りが「LEVI'S」と酷似しているとの指摘をLevi Strauss側から受けた経緯があり、その後、ブランド表記は現在知られる「EVISU」へと移行していきます。
今となっては、この話そのものが90年代日本のレプリカデニム文化を象徴するようなエピソードです。
なにしろアメリカのヴィンテージデニムを研究し、Levi'sの名作を徹底的に追いかけていた日本のブランドが、ブランドネームの部分にまで本家との緊張関係を生んでしまった。
そして、その時代の痕跡が、この小さな赤タブに残っています。
「EVIS」の4文字。
単なる旧ロゴではありません。
まだブランドがEVISを名乗り、アメリカンヴィンテージへの憧れをむき出しにしながらデニムを作っていた時代の証です。
90年代のレプリカデニムをリアルタイムで知る方なら、この4文字だけで反応してしまう方も少なくないと思います。
ヴィンテージへのリスペクトと、ある意味では本家に肉薄しすぎるほどの熱量。
その危うさまで含めて、初期EVISは面白かったのだと思います。

■ 1506――EVISが作った「1st」

本品の品番は1506。
数字からも想像できる通り、モチーフとなったのはLevi'sの歴史的デニムジャケット、506XXです。
現在では「1st」の愛称で知られる506XX。
後継となる507XX=2nd、557XX=3rd、そして70505=4thへと続いていくLevi'sデニムジャケット史の出発点ともいえる存在です。
1506も、その極めてプリミティブな構造を踏襲しています。
まず目に入るのが、潔い片胸1ポケット。
左胸にフラップ付きポケットをひとつだけ配置した、まだデニムジャケットがファッションではなく「道具としての服」だった時代を思わせる構成です。
そしてフロントには、1stを象徴するアクションプリーツ。
そのプリーツを固定するように配されたボックス状のステッチ。
現在のようなストレッチ素材など存在しなかった時代、身体の動きに合わせてプリーツを開閉させることで運動量を確保するという、ワークウェアならではの合理的な設計です。
ファッションとして後付けされた装飾ではなく、必要だったから生まれた形が、結果として格好良くなった。
古いワークウェアの魅力は、まさにそこにあります。

■ 背中にはシンチバック

そして後ろ姿には、これも1stには欠かせないシンチバック。
ジャケットの身幅を背面のベルトによって調整する、古いワークウェアならではのディテールです。
オリジナルヴィンテージに見られる針付きバックルは雰囲気こそ最高ですが、現代の日常生活では椅子やソファなどを傷つけてしまうことがあります。
本品は針を使用しないバックルタイプ。
クラシックな後ろ姿を維持しながら、普段着として扱いやすい仕様です。
背面から見たときのシンプルな一枚のデニム、中央に横たわるシンチバック。
この無骨さこそ1stです。

■ SCOVILLまで使う。この頃のEVISの本気度

さらに注目したいのが、副資材。
本品にはSCOVILL社製リベットが使用されています。
SCOVILLは長い歴史を持つアメリカの服飾金属パーツメーカーとして知られ、古いワークウェアやミリタリーウェアなどを見てきた方にはお馴染みの名前でしょう。
単に「506XXに似た形のジャケット」を作ればいいわけではない。
生地だけでもない。
ステッチだけでもない。
ボタン、リベット、バックルといった、一見すると小さな副資材まで含めてヴィンテージの空気を作り込んでいく。
ここに当時の日本のレプリカブランドの異常な面白さがあります。
今でこそ「ヴィンテージディテール」という言葉はファッション業界で普通に使われますが、この時代はもっとマニアックでした。
古着屋にある何十年前の服をひっくり返し、裏側を覗き、縫い目を見て、金属パーツの刻印まで調べる。
その研究の積み重ねから服を作る。
1506は、そんな時代の産物です。

■ No.2ファブリック

そしてEVISを語るうえで外せないのが、デニムそのもの。
こちらはNo.2ファブリックを使用したモデルです。
EVIS/EVISUには複数のデニム設定が存在しますが、No.2はブランドを代表するデニムのひとつ。
今回の個体は、そのNo.2デニムが長い年月を経て非常に良い表情になっています。
写真をご覧いただければ分かる通り、まだ濃紺をしっかり残しています。
しかし新品のベタッとした濃紺ではありません。
前立て、プリーツ、胸ポケット、襟、袖口、裾など、身体の動きや生地同士の摩擦が生じる部分から少しずつインディゴが抜け、立体的な濃淡が現れています。
特に素晴らしいのがフロントプリーツ周辺の表情。
プリーツの山に沿ってインディゴが落ち、濃色部分とのコントラストが生まれ、そこにイエロー〜オレンジ系のステッチが浮かび上がっています。
袖口や襟にも自然なアタリ。
胸ポケットのフラップにも濃淡が出ており、決して人工的に均一化された表情ではありません。
着用と洗濯を繰り返したデニムだけが持つ、不規則な表情です。
それでいて全体のインディゴはまだかなり残っています。
完全に色が抜け切った完成形ではなく、
すでに格好良い。そして、まだ育つ。
個人的にはデニムジャケットとして非常に面白い状態だと思います。

■ 擦れた「恵比寿様」の顔まで格好良い

襟裏には、初期EVISらしい恵比寿様の顔を描いたパッチ。
経年によってプリントはかなり薄くなっています。
しかし、この個体の場合はそれすら魅力です。
新品時にはくっきりと存在していたであろう恵比寿様が、約30年という時間の中で少しずつ擦れ、現在はうっすらとその姿を残している。
ここだけ新品同様だったら、むしろこのジャケットには似合わない。
赤タブの「EVIS」は残り、恵比寿様は擦れ、No.2デニムにはアタリが刻まれている。
服そのものが時間を記録しています。

■ 「レプリカ」が本当に古着になった

このジャケットの一番面白いところは、もしかするとここかもしれません。
1990年代、この1506は「昔の506XXを再現するための服」でした。
当時のオリジナルヴィンテージを研究し、そのディテールを追いかけ、日本の技術で再構築したレプリカ。
しかし、それから約30年。
かつてヴィンテージを追いかけていたレプリカそのものが、現在ではOLD EVISとして探される存在になりつつあります。
これは90年代の国産レプリカデニム全体に言える面白さでもあります。
当時新品で購入し、
「いつかヴィンテージみたいな色落ちになるかな」
と着込まれていた服が、本当に30年という時間を経験してしまった。
そして2020年代の現在、90年代のEVISや旧DENIME、初期のレプリカブランドを、今度は若い世代が「昔の日本のデニム」として探している。
ヴィンテージを模倣して生まれた服が、自分自身の歴史を持つようになったわけです。
だから、この1506を単なる「506XXタイプ」として見るのは少しもったいないと思います。
90年代、日本人がアメリカンヴィンテージに猛烈に憧れ、それを本気で再現しようとしていた時代そのもの。
それが服として残っている。
EVIS赤タブも、恵比寿様の顔パッチも、SCOVILLリベットも、No.2デニムの色落ちも、その物語の一部です。

■ サイズ

サイズ表記は経年により消えてしまっていますが、サイズ40相当です。
実寸を必ずご参考ください。
肩幅:平置き直線 約45cm
身幅:脇下直線 約54cm
袖丈:約62cm
着丈:襟下から約57cm
※素人採寸ですので多少の誤差はご理解ください。
着丈をコンパクトに取りながら身幅に適度な余裕を持たせた、1stらしいボックスシルエット。
現代のワイドパンツや軍パン、チノ、ペインターパンツなどとも非常に相性が良く、もちろんデニム同士で合わせても格好良い一着です。
状態は画像の通り、着用・洗濯に伴う色落ち、アタリ、擦れ、パッチの経年変化などがあります。
新品や均一な状態を求める方には向きません。
しかし、旧EVISや90年代国産レプリカ、そしてデニムそのものの経年変化がお好きな方であれば、こうした変化を含めて楽しんでいただける個体だと思います。
EVIS 1506。
No.2ファブリック。
506XX 1stタイプ。
旧EVIS赤タブ。
恵比寿様顔パッチ。
SCOVILLリベット。
シンチバック。
そして何より、約30年前の日本のレプリカデニムが持っていた、ヴィンテージへの途方もない熱量。
まだ「EVIS」だった頃。
ヴィンテージへのリスペクトが強すぎて、本家Levi'sとの間にまで緊張関係を生んだ時代。その小さな歴史の証人ともいえる「EVIS」の赤タブが、今も胸元に残っています。
現在のEVISUとはまた違う、堅牢なヴィンテージレプリカを真正面から作っていた時代のEVISを楽しめる一着です。
雰囲気抜群です。
旧EVISがお好きな方、90年代の国産レプリカデニムがお好きな方、そして単純に格好良い1stタイプをお探しだった方、この機会にぜひご検討ください。
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(2026年 9月 30日 18時 57分 追加)
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