巨匠朝比奈隆と新星日本交響楽団の最後の共演となったコンサート・ライヴです。グラズノフは、コンサート自体も非常な名演として絶賛を博しました。かつて新星日響自主制作盤として発売され、市場に出回ったものの、その数は少なく、すぐに廃盤となったこともあり、正に幻の名盤としてファンは血眼になって探しているものです。演奏は朝比奈ならではのスケール雄大なもので、品格ある響きには感動を禁じ得ません。当日のメインプログラムは、十八番の「悲愴」でした。こちらは26日の演奏が採用されております。極限まで遅いテンポで、綿密に描写されるチャイコフスキーの悲劇的なメロディには最初から最後まで身を委ねるしかありません。その凄絶な演奏ゆえに第3楽章が終わると拍手が起きています。アンコール曲として、愛奏したリャードフの「愁いの歌」も収録されています。
原盤:東京フィルハーモニー交響楽団
プロデューサー、エンジニア:山崎達朗
グラズノフ: 交響曲第8番、チャイコフスキー: 交響曲第6番「悲愴」、リャードフ: 8つのロシア民謡より「愁いの歌」
朝比奈隆指揮
新星日本交響楽団(現東京フィル)
【東武商事:TBRCD0001-2(2枚組) 定価5,060円 2008年08月29日発売】
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