オールドニッポン 京薩摩 祥山造 金襴手 花菖蒲・薔薇文 カップ&ソーサー【5】 アンティーク ビンテージ 里帰り #629-4

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17 Aug 05:09 (Tokyo)
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Description



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オールドニッポン 京薩摩 金彩色絵 金襴手 花菖蒲・薔薇文 カップ&ソーサー


 製作元について
祥山窯は明治初期に京都で活動した名工系工房の一つで、国内外に輸出された「金襴手色絵」の名品を多く残しました。欧米では「Shozang Japan」として知られ、薩摩焼や九谷焼に通じる精緻な金盛装飾を得意としました。金彩線描と淡彩花文の組み合わせは明治期日本陶磁の典型的美意識を示し、特に海外市場で高く評価されました。本作もその代表的作例のひとつです。
 商品詳細
本作品は明治期・京都祥山窯による金襴手のカップ&ソーサーで、薔薇と花菖蒲を主題にした華麗な一点です。海外市場向けに制作された高級輸出陶で、当時の欧米コレクターが「Japanese Satsuma Ware」として賞賛した名品群の中に位置づけられます。裏面の「祥山」銘が、この作品の確かな出自と匠の技を示しています。

明治維新後、日本の陶工たちは世界博覧会を通じて新しい芸術様式を発信しました。祥山窯は、京都の工芸美を背景に「京薩摩」として独自の表現を確立。特に1880〜1900年代にかけては、欧米の上流階級向けに豪奢な金彩花文作品を多数制作しました。このカップはその黄金期に生まれたもので、京都の雅と薩摩の精緻が見事に融合した一例です。

カップ側面には艶やかな薔薇が、ソーサーには優美な花菖蒲が描かれ、春と初夏の移ろいを同時に映す構図となっています。金泥による極細の線描で花弁や葉脈が表現され、淡いグラデーション釉が柔らかに背景を包み込みます。貫入釉(かんにゅうゆ)が自然に入った地肌が、時代を経た温もりを感じさせ、口縁やハンドルの金彩も職人の手業を如実に伝えます。縁取りの幾何学文様は京薩摩特有の意匠で、全体に調和と静謐な華やぎを与えています。

祥山銘の京薩摩作品は現存数が少なく、同工房のなかでも花菖蒲と薔薇を併せた図柄は極めて珍しい構成です。欧米市場で高く評価された明治輸出陶の代表的な完成形であり、当時の京都陶工が到達した金襴手装飾の粋が凝縮されています。絵付・釉調ともに保存状態が良好で、金彩の残存率も高く、美術陶として非常に価値の高い逸品です。

百年を経た今も薔薇は艶やかに、菖蒲は清らかに咲き続けています。一筆一筆に込められた職人の祈りが、金彩の光となって静かに息づいています。明治の京都が世界へ誇った華やぎと繊細の融合。あなたの手の中で再び咲く花々が、時を超えた日本の美を語りかけてくれることでしょう。
 コンディション
経年による金の擦れなどは多少ありますがひびやかけ及び補修の跡はありません。写真の白い箇所は塗料の剥がれではなくライトの反射となります。

カップ:高さ5.1cm×口径5.3cm
ソーサー:高さ1.6cm×幅11.4cm
 発送方法
ゆうパック(島根県より発送)
 その他
商品に瑕疵があった場合は到着から返品処理を行いますので到着から1週間以内にご連絡ください。

+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました  + + +
No.217.001.005

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