『蟹工船・党生活者』小林多喜二 / 著 新潮文庫 2007年 第89刷発行

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『蟹工船・党生活者』 小林多喜二 / 著 新潮文庫 2007年 第89刷発行の出品です。
217ページ ヨコ105mm タテ150mm 発売当時価格は400円(税別)
経年によるヤケ・汚れ・傷などはありますが、通読するには問題のない状態です。

日本プロレタリア文学の代表作。「公権」により筆者が惨殺されたことが、プロレタリア文学の金字塔として本書が語り継がれる
要因ですが、民主主義でも社会主義でも共産主義でも実情は同じこと。搾取する側とされる側の関係性は社会という構造の中
では少なからず存在しており、敢えて言えば表現の微妙な違いで、根本的に上下関係を排除した「平和」という理想はありえない。
ゲーテの言う「統治」が、歪ながらその均衡をかろうじて保っているだけでしょうか。
情報が少ない時代下では必然のように「カリスマ」が出現し、そこに集まった群集が集団催眠によって暴徒化するというのが
「革命」の実態なのでしょうか。現代の世情と照らし併せて本書を読むと、歴史は断片的に繰り返されるのだということを
思い知らされますが、どのような物語がそこに内包しているかを探し、自己を見つめるという行為が読書の本質なのでしょう。

【 ※尚、こちらの商品は単品での出品ですが、まとめて取引も受付できますので、送料を考慮される方はオトクな数冊まとめての
落札も可能です。(当方が出品している本なら他の書籍でも大丈夫です。その際はご落札頂いた後に、取引連絡のブラウザより
まとめた送料をご通知いたしますので、落札数量をご確認の上、落札後にご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。】

今回の出品に当たり、カバーをアルカリ電解水でクリーニングした後、新聞紙で梱包し備長炭と重曹を入れたケースに
保管しています。タバコ臭が消えているかどうかは私自身が喫煙者なので判断致しかねますが、タバコの匂いに敏感な方は
入札をお控えいただければと存じます。
ノークレーム・ノーリターンでよろしくお願いいたします。

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