森村誠一★名誉の条件★ 講談社文庫

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★商品説明★森村誠一著 「名誉の条件」 講談社文庫

      2011年 4月 文庫初版
      定価    762円+税  491頁

★著者略歴★ 1933年、埼玉県熊谷生まれ。青山大学英文科卒。ホテルマンを経て、1969年「高層の死角」で第15回江戸川乱歩賞。1973年「腐蝕の構造」で第26回日本推理作家協会賞。1976年「人間の証明」でブームを引き起こす。「忠臣蔵」など時代小説も手掛ける。2003年、第7回日本ミステリー文学大賞。2011年、「悪道」で吉川英治文学賞を受賞(最高齢受賞)。

★作品内容★ 著者の社会派推理としての集大成ともいえる作品。推理というよりエンタメ。牛尾刑事や陳居刑事など体制に逆らう者たちもシリーズを盛り立てる。
 高山は大手商社の課長になっていたが、一族経営の部長におもねる男としても知られていた。初代たちは堅実に経営をしていたが、後を継いだ者たちは拡大路線でついには経営破綻してしまった。一族たちは早めに逃げ出して、会社を捨てきれない高山たちは残務整理に追われていたのだが、大学の同窓で妹の夫が残した佐倉興業。実態は暴力団のフロント企業。突然の事故死で残された経営を任された。規模は大きいが、所詮暴力団の隠れ蓑。暴力団の息がかかったホテルや飲食業、ビル経営などを請け負う会社。最初はとんでもないと思うが、残された社員やその家族を思うと、引き受けなければまた元の暴力団支配になってしまう。商社時代の人脈で、元マルボウ刑事、経理の頭脳、元プロレスラーなどが協力してくれることになり、社長に就任。巨大暴力団のフロント企業から新生させようという、梁山泊の戦い。その中で前社長の自動車事故や、暴力団事件の巻き添えで死んだと思われていたOLの事件が、政界を絡む事件であることが疑われてきた。権力に押しつぶされてきた者たちの反抗。

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