草迷宮 泉 鏡花(岩波文庫) 亡き母が唄ってくれた手毬唄を捜し求め彷徨する青年がたどりついたのは、妖怪に護られた美女の棲む荒屋敷だった

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明治後期から昭和初期に活躍した小説家、泉鏡花の短編小説。初出は「草迷宮」[春陽堂、1908年(明治41)年 1月]。幼少時代の昔、亡き母が唄ってくれた手毬唄。もう一度聴きたいと唄を捜し求め旅に出た青年・葉越明は川に浮かぶ手毬を拾ったことから緑色の珠の女の逸話を聞かされ、ある邸にたどり着く。そこは妖怪に護られた美女の棲む荒屋敷だった。1979年にはパリ、1983年には日本で映画公開されている


内容

幼な子の昔、亡き母が唄ってくれた手毬唄。耳底に残るあの懐かしい唄がもう一度聞きたい。母への憧憬を胸に唄を捜し求めて彷徨する青年がたどりついたのは、妖怪に護られた美女の棲む荒屋敷だった。毬つき唄を主軸に、語りの時間・空間が重層して、鏡花ならではの物語の迷宮世界が顕現する

  • 出版社 : 岩波書店 
  • 発売日 : 1985/8/16 初版    2011/7/5 第40刷
  • 文庫 : 195ページ
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