大津浜龍魚図。
明治6年(1873)3月7日、茨城県多賀郡大津浜(現・北茨城市大津町)で網にかかった龍魚(チョウザメ)を描いた瓦版。
別名「大津浜名魚図」とも呼ばれ、国文学研究資料館がこの龍魚図を2点、所蔵している(「国書テータベース」参照)。
【出版年】明治6年(1873)
【版元】水戸下町 四方堂
【持主】岩崎村 広木源六
【サイズ】31.5×50.5cm
【状態】痛みが激しい。大きく破れている箇所あり。
【解読文】
明治六年酉の三月七日
常陸国茨城県多賀郡
大津浜大こく屋勇八と
申者のあみにかかり
たる名魚にして
かうべに五三桐を
いただき子年の
■にあけ羽の
てふせすじに
あふひの御改
左右のうろこに
■のかたちと三十
八拵つつあらハし
神力異風の
龍魚なり
まつ代までも万人の
こうひに伝へんこと
を希ふ
茨城県御上覧御免
殊ニ新文誌に出たり
左右に
扇の
かたちを
あらハせ
長サ八尺
水戸下町
板元 四方堂(印)
持主 岩崎村
広木源六