NTCサーミスタは、Negative Temperature Coefficientの略で、温度が上昇すると抵抗値が減少する特性を持つ半導体素子です。つまり、温度が上がると電気の流れやすさが増すという特徴があります。この性質を利用して、様々な電子機器の温度制御や温度センサとして広く活用されています。
動作原理
NTCサーミスタの内部には、半導体材料が使用されており、温度が上昇するとこの半導体内の電子が活発に動き出し、結果として電気抵抗が減少します。
高耐熱 アキシャルサーミスタ
温度検知、温度補償、
突入電流抑制
■スペック
タイプ: アキシャルリードタイプ
抵抗値25℃: 200kΩ±5%
B定数(25-85℃) : 3500K±2%
熱放散定数(25℃): 約2.1mW/℃
熱時定数(25℃): 約10~20s
定格電力(25℃): 10.5mW
使用温度範囲: -50℃~+250℃
リード線: ニッケルメッキ
(2025年 8月 6日 14時 31分 追加)■250806
1枚目のPTCサーミスタをNTCサーミスタに修正します。
NTCサーミスタとPTCサーミスタの最も大きな違いは、温度が変化した時の抵抗値の変化の仕方です。
サーミスタは、"thermally sensitive resistor(熱に敏感な抵抗器)"を略したもので、温度によって抵抗値が大きく変化する半導体素子です。
NTCサーミスタ(負の温度係数)
NTCは Negative Temperature Coefficient(負の温度係数) の略です。その名の通り、温度が上昇すると抵抗値が減少します。抵抗値の変化は比較的滑らかです。
主な用途: わずかな温度変化も検知できるため、温度センサーや温度補償回路として広く使われます。スマートフォン、家電、自動車など、身の回りの多くの機器に搭載されています。
PTCサーミスタ(正の温度係数)
PTCは Positive Temperature Coefficient(正の温度係数) の略です。NTCとは逆に、温度が上昇すると抵抗値が増加します。特に、特定の温度(キュリー温度)を超えると、抵抗値が急激に跳ね上がる特性があります。
主な用途: この急激な抵抗値の増加を利用し、過電流保護や過熱保護に用いられます。たとえば、回路に大電流が流れて温度が上昇すると、PTCサーミスタの抵抗値が急増して電流を制限し、回路を保護します。また、自己発熱特性を利用してヒーターとしても使われます。