自宅保管の品です。中身は大変美品ですが39年前と非常に古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
テレビ女優になってよかったこと。それはこんなにもユニークな人々に逢えたこと。初めてご紹介する12人。「王様と私」の舞台を4625回も演じたユル・ブリンナーさんの手が知的で芸術的なこと。「いつまでも美しくいなさいよ」と言った劇作家テネシー・ウィリアムズさんの言葉。向田邦子さんの悲しい8月の死と電話の思い出。トットと同じようにあなたにも、愛と美と勇気を与えてくれる素晴らしい友情の書です。
目次
ユル・ブリンナー
テネシー・ウィリアムズ
フィリップ殿下
ブロードウェイの森繁
ゼロ・モステル
アラン・ドロン
越路吹雪
リリイ・スタンズィ
Mr.スター
もう1度ユル・ブリンナー
向田邦子
メリー
坂本九
渥美清
レビューより
30年以上前の執筆ですがやっぱり面白い。それにしても絢爛豪華なお友達の面々。アランドロンとも交友があったなんて。長年に亘りこの世界でご活躍というだけでなく、黒柳さんの人間性がこれらの凄い人達を引き寄せるんだろうなぁと思いました。二度登場のユルブリンナーさんの壮絶な舞台は黒柳さんの筆によってまるで自分もそこで観ているような胸苦しさ痛々しさを覚えました。
黒柳徹子さんの凄さがわかる。向田邦子ファンとしては、あの留守番電話の声が頭の中で聞こえてきて、悲しくなる。人生はあざなえる縄の如し。
越路吹雪〜有名な汗かきだった。睡眠薬が寝汗で体内に残らないと言っていた
坂本九の遺体は偶然にも99時間後目に発見され、芝・増上寺での本葬は9月9日だった
渥美清は初めてNHKのスタジオに入る時に靴を脱いだ話
黒柳さんのお誕生日が、やがて長崎に原爆が落とされる日になるとは思いもしなかったでしょうしフレンズとのお別れが多かったのが8月だなんて…巡り合わせという言葉で表現するのが適切かどうかわかりませんが、黒柳さんにとって8月は、一年のうちでも特別なのではないかと思っています
向田邦子さんと坂本九さんを追悼する章で、はっきりと思い出した。なんて悲しい文章だろう。最後の渥美清さんの章は、存命中のもので、そこまでの章が悲しいものばかりだから愉快な話を、ということで書かれたそうだが、今読むと著者のはずんだ描き方がかえって切なさを誘う