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Description
【 D.R.Cを破った伝説的ワイナリー 】『カリフォルニアのロマネ・コンティ』と話題をさらい、一時市場から全て姿を消したほどの熱狂的人気を誇る、誰もが欲しがるカレラの代表的なキュヴェ。それがこの「ライアン」です。『地球上で最も賞賛できるピノノワールのスペシャリスト』とロバート・パーカーも大絶賛し、不動の人気を誇る「カレラ」。その歴史は40年以上前に遡ります。エール大学を卒業し、オックスフォード大学に留学した創業者「ジョシュ・ジェンセン」は、ワインの仕事に携わろうと決意し渡仏。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(D.R.C)、ドメーヌ・デュジャックで働き、優れたブルゴーニュワインの個性は石灰岩の肥沃な土壌から生み出されるという事をつかみます。1971年、母国アメリカで「ロマネ・コンティ」の味わいを表現するワイン造りを目指し、D.R.Cでの経験を持ち帰り帰国。2年もの歳月をかけ辺境の地ギャラヴィン山脈にある「マウント・ハーラン」にたどり着きます。既存のワイン名産地一帯から離れ、標高2200フィートとカリフォルニアでも最も標高の高いエリアに位置した土地は、豊富な石灰質の土壌、冷涼な気候という、ピノノワール栽培にたいへん理想的な環境でした。1974年、ジョシュ・ジェンセンは石灰岩の砕石場の跡地に土地を購入すると、「ロマネ・コンティ」から持ち帰ったブドウ樹を植樹。斜面の向き、風向き、微気候を調べ上げ、それぞれの区画の個性に合わせてピノノワールを造り分けました。その成果が、後にニューヨークタイムス紙が企画したブラインド・テイスティングで、ロマネ・コンティ(D.R.C)のリシュブールを破る伝説的ワインと成ったのです。1990年に、この一帯にワイナリーを構えるのはカレラだけにもかかわらず、そのあまりの品質の高さに、カレラのためだけの唯一の原産地呼称「マウント・ハーラン・AVA」が認められることに。これがカレラが唯一無二の個性をもつ土地を見出したパイオニアであり、孤高の存在と言われる所以です。また「カレラ」という名はスペイン語で『石灰岩で出来た焼き窯』の意。畑にある1866年製という古い巨大な焼き窯のモチーフは、シンボルマークとしてエチケットにデザインされます。単一畑「ライアン」は、1979年からヴィンヤード・マネージャーとして長年醸造に携わって来たジム・ライアン氏の名にちなみ名付けられた約5.3haの畑。カレラが所有する畑の中では最も標高が高い762mに位置する石灰岩土壌になります。高標高のブドウ由来の明るく生き生きとした赤系果実の風味とミネラル豊かなワインが産み出されます。ワイン・アドヴォケイトやワイン・エンスージアスト等の評価誌の常連ライアンは、過去数えきれないくらいの受賞歴を誇ります。非常に凝縮した果実味を持つ小さな粒のブドウが収穫され、完璧とも言える見事なバランスで、ロマネ・コンティに通じる風格と優美さを感じさせてくれます。2020年のマウント・ハーランは、魅力的なアロマ、フレッシュさとピュアさを備えたピノノワールの風味が美しく表現されたグレート・ヴィンテージ。ライアンはこの年ワイン・スペクテーター 94点ジェームズ・サッカリング 94点ワイン・エンスージアスト 93点デキャンター 92点など、専門誌による高評価を連発。ブドウ品種は、ピノノワール100%熟したレッドチェリー、杉、ブラック・ラズベリーの香りがグラスから立ち上り、クローブとスパイスのニュアンスが続きます。口当たりはシルキーでおおらか、熟した果実の豊かな層が生き生きとした余韻へと導きます。熟成は6年。2017年に永眠したジョシュ・ジェンセンを偲び、敬意を評して味わいたい逸品です。