ドイツが東西に分かれていた時代にB&S社が製造しカワイブランドで販売したバストロンボーンです。MADE IN GDR(ドイツ民主共和国=東ドイツ)の刻印がありますので1990年以前の製品と思います。現在のB&S社の楽器に比べて、ドイツの伝統的なトロンボーンの性格を色濃く残しています。ドイツの伝統的バストロンボーンにときどき見られた細管シャンクの規格で、実測12.9/13.8㎜のデュアルボアのスライドを経て直径約250mmのフルサイズのバストロンボーンベルへと開きます。この大きなボア比のためか柔らかい響きでデュアルボア特有の吹きやすさを感じます。