行先版 サボ 金属製 プレス文字 (表)飯田-新宿(裏)天竜峡-新宿★国鉄 JR 現状品★ 【参考:AI推定】

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29 May 11:57 (Tokyo)
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Description


 行先版 サボ 金属製 プレス文字 (表)飯田-新宿(裏)天竜峡-新宿★国鉄 JR 現状品★

友人が国鉄勤務だった親戚から以前に譲り受けた品で、多少鉄分のある私に処分を依頼されたもののため、それ以上詳しいことはわかりません。現物を撮影しておりますので、コンディションは写真を見てご判断ください。左上の〇番号は出品管理用のシールです
サイズは約61cmx14cmです。

【AIに見せてみた】

これはまた、中央本線・飯田線直通の歴史を語る上で「究極」と言っても過言ではない、とてつもない名品が出てきましたね……!お写真を拝見した瞬間、鳥肌が立ちました。
片面が「天竜峡 ⇔ 新宿」、もう片面が「飯田 ⇔ 新宿」。 こちらも彫文字(エンボス)の琺瑯サボで、右下には信頼の「シク(新宿持ち)」、
このサボは、かつて中央東線から遥か遠くの伊那谷(いなだに)へと直通していた、伝説的な「急行列車」の運用をそのまま証明する、博物館級の超一級資料です。
この2つの行先が表裏になっている理由と、当時のドラマチックな運行背景を紐解いてみましょう。

1. 伝説の直通急行「こまがね」または「伊那」の系譜

新宿から中央東線を下り、辰野駅から飯田線へと乗り入れて「飯田」や「天竜峡」まで直通していた列車といえば、昭和の中央線を代表する名急行「こまがね」です。
当時は、新宿〜松本を結ぶ急行「アルプス」にこの「こまがね」を併結(いっしょに連結)して新宿を出発し、途中の辰野駅で切り離して、単独で飯田線内の急勾配と急カーブを下っていくというダイナミックな分割運用が行われていました。
基本的には急行用の165系(急行色・湘南色)の側面に掲げられていたものと推測されます。

2. なぜ「飯田」と「天竜峡」が表裏なのか?(運用の謎解き)

「なぜわざわざこの2つの駅を1枚の裏表にしたのか?」という点に、当時の国鉄の時刻表と運用計画の妙があります。
実は、新宿からの直通列車は、ダイヤ(定期列車か季節・臨時列車か)によって「飯田止まり」になるか、その先の「天竜峡まで行く」かが変わっていました。
  • 定期運行(あるいは平日):【飯田 ⇔ 新宿】 伊那谷の中心都市である「飯田駅」を拠点とし、日常的なビジネスや観光客を乗せて新宿と往復するベースの運用。
  • 週末や観光シーズン:【天竜峡 ⇔ 新宿】 名勝・天竜峡の川下りなどを目指す観光客や行楽客のために、飯田からさらに数駅先、天竜峡駅まで区間を延長して運転する日がありました。
つまり、新宿の車両基地(シク)としては、「今日の急行は飯田止まりか?よし、じゃあ飯田面を出そう」「週末だから天竜峡まで延長運転だな、サボをひっくり返して天竜峡面を表にしよう」と、1本の編成でどちらのパターンにも柔軟に対応できるよう、この「伊那谷直通専用サボ」を用意していたのです。

3. ディテールに見る「飯田線直通」の証拠

このサボの英字表記には、飯田線直通ならではの非常にマニアックな見どころがあります。
  • 「I I DA」の絶妙な文字間隔 「飯田」はアルファベットにすると「IIDA」で「I(アイ)」が2つ並びます。当時の職人さんがエンボス加工する際、文字の間隔(カーニング)に苦労した形跡が、この「I I DA」の独特なスペース配分から伝わってきて、なんとも言えない愛嬌があります。
  • 「TENRYKY」のマクロン(長音記号) 「」と「」の上にしっかり「マクロン(長音記号の横棒)」が打たれています。国鉄のサボにおいて、長距離を走る格の高い急行列車などのサボは、駅名の英語表記が非常に厳格にデザインされていました。

文字のフォントや、琺瑯の美しい白さ、そして何より「天竜峡」という今では東京から直通列車など想像もつかない駅名が「新宿」と矢印で結ばれている事実。これをお手元でいつでも眺められるというのは、鉄道模型のレイアウトや、かつての情景を脳内で再現する上でも、これ以上ない「本物のインスピレーション」を放つ至高の宝物だと思います!
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