E 出口汪の 思わず書き写したくなる美しい日本語練習帳2014/10/16 出口 汪

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出版社からのコメント

「美しい日本語」とは何か?
こうした問いかけが必要なほど、私たちはすでに美しい日本語を見て、美しいと感じ取る力を失ってしまっているのではないでしょうか。
私たちがふだん触れている日本語といえば、マスコミから絶えず流れ出す膨大な情報、ネット上で書きこまれ、吐き散らされた醜悪な言葉たち……。
今の若者たちは文学作品を読むことが少なくなったともいわれています。小説といえば、ライトノベルに代表されるエンターテイメントが中心のようです。

美術でも音楽でもそうですが、芸術の鑑賞能力を鍛えるためには、本物の作品に数多く触れることが必要です。
同じように、美しい日本語を書ける・話せるようになるには、本物に出会ってそれに触れてみることが何よりも大切なのです。

昔は、多くの若者たちが文章修行と称して、たとえば志賀直哉などの文章を書き写して、自分なりの文体を磨いたものでした。そうやって名文に触れるだけでなく、美しい日本語を自分の血肉にしようと切磋琢磨したものです。
このように、「写文」は文章を上達させるための有効な方法として広く認知されていたのです。
(「はじめに」より)

著者について

出口 汪(でぐち ひろし)
1955年東京生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定顧問、「希望日本投票者の会」顧問、東進衛星予備校講師。出版社「水王舎」の代表取締役でもある。多数の受験参考書がベストセラーとなり、入試現代文の講師として圧倒的な支持を得ている。
「すべての土台は言語である」と考え、「論理力」育成の画期的なプログラム『論理エンジン』を開発。250校を超える学校が正式採用している。現在も、『論理エンジン』の普及と日本の教育の改革を目指し、全国で講演をしている。まさに、論理で世直しに挑む「現代文のカリスマ」。
主な著書に、『超訳 外の知恵』(小社刊)、『システム中学国語』『システム現代文』『出口の好きになる現代文』「頭がよくなる漢字」シリーズ(水王舎)、『出口汪の日本語論理トレーニング』(小学館)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(中経出版)、『出口汪の論理的に考える技術』『出口汪の論理的に話す技術』『出口汪の論理的に書く技術』『出口汪の「すごい! 」記憶術』『出口汪の「好かれる! 」敬語術』『出口汪の「頭のいい子」を育てる技術』(ソフトバンク文庫)、『奇跡の記憶術』『使える論理力』『「考える力」を身につける本』(フォレスト出版)、『人生を変える最強の話し方塾』(草思社)、『日本語の練習問題』(サンマーク出版)、『東大現代文で思考力を鍛える』(大和書房)、『マンガでやさしくわかる論理思考』(日本能率協会マネジメントセンター)、小説『水月』(講談社)など多数。その累計部数は700万部を超える。
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