エマーソン model 126 1935

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Описание


エマーソン model 126  -1935-

ラジオのキャビネットにベークライトが用いられ始めたこの頃の米国では、電源トランスを省いた
トランスレス式のエリミネーターが出現して、ラジオの小型軽量化が進んだようです。
真空管のヒーターをオール直列にして、さらに電源電圧に合わせるために直列抵抗が付けられます。

エマーソンは、この直列抵抗を電源コード内に仕込んだものが多いですが、
当モデルでは、オクタルベースのメタル管に抵抗が組込まれています。

高周波増幅: 6D6 (ヒーター電圧6.3V)
検波  増幅: 6C6  (ヒーター電圧6.3V)
電力増幅  :     43 (ヒーター電圧25V)
整流       : 25Z5 (ヒーター電圧25V)
電圧降下   : 185Ω抵抗管(降下電圧55V)  以上で米国標準117Vに合う訳です。

お気付きのように、回路は高周波1段増幅付きのストレート型です。
妨害電波を放射する再生検波は、禁止されていたとあって付きません。

エマーソンは先んじて、スーパーヘテロダインの UV-4を発売しておきながら、
ストレートの126型を後出ししていますが、安さを求める顧客層に対応する為でしょう。
でも安かろう、悪かろうではありません。
若干選択度がブロードですが、工房のある関西エリアで主要な局は皆、受信するのです。
くどいですが、再生検波無しでです。

本邦では、翌1936年に早川金属工業が本機にそっくりなシャープ200型を、
国産初のベークライト機として発売しましたが、内容は3ペン。
(5極管再生検波、5極管増幅、整流)で、同じボディサイズに電源トランスを背負って、
再生検波の増幅度によってマグネチックスピーカーがようやく鳴らせました。
コピー元になったエマーソン126の特徴は以下のようになります。

・トランスレス倍電圧整流管25Z5を半波整流で使用。
・電源フィルターはチョークトランスをシャシー下に装備。
・新鋭管6D6, 6C6による高ゲイン。
・極小12.5cmフィールドコイル ダイナミックスピーカー装備。

再生バリコン操作なしのワンハンドで連続選局というのは圧倒的に楽です。
大きなスペースを取る電源トランスを廃しただけではなく、
空いたスペースに高周波増幅、2連バリコン、バラスト管、出力トランス、
フィールドコイルスピーカーを詰め込んで高性能を持たせる。
ラジオ先進国であった米国ならではの製品だと思います。




 

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