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軽軽電車 01(旧外地路面電車研究会)
旧外地路面電車研究会が2018年12月に発行した『軽軽電車 01』は、戦前から戦中にかけて日本が勢力下に置いた東アジアの広い地域、いわゆる旧外地における鉄道、特に路面電車の交通研究に焦点を当てた、極めてニッチで貴重な同人誌です。これまで資料が散逸し、研究が遅れがちだったこの分野において、新たな光を当てる貴重な成果が詰まっています。
画像から読み取れる目次には、「特別企画 宮松金次郎が見た北京1943」、「続・平壌に京城の電車」、「京城軌道その姿」、「奉天馬車鉄道顛末記」、「北京市電簡易考察(1)武蔵中央1型→北京500形」、「新京市電の中古電車たち」といった、満洲や朝鮮半島、北京といった旧外地の鉄道ファン垂涎のテーマが並びます。
特に「京城軌道その姿」は、ソウル(京城)の東大門を起点に、トゥクソム遊園地方面を結んでいた電気軌道の、入植地の開発と鉄道の関わりを深く掘り下げた論考。また「北京市電簡易考察」では、日本から中国へ渡った武蔵中央1型電車が北京500形として活躍した歴史を詳細に追っており、単なる車両形式にとどまらない、戦時下の車両輸出入という複雑な歴史の闇に鋭く切り込んでいます。
海外渡航が容易になり、現地調査のハードルが下がった現代だからこそ、埋もれていた新事実の発見が期待できる、旧外地鉄道ファン必携の資料です。
2018 旧外地路面電車研究会 b5版 36ページ
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