【 『神の雫』 掲載の超優良単一畑 】
「S.C.ギーヤール」のドメーヌの起源は、1882年生まれの祖母Jeanne Lyonnetに遡ります。
彼女が資金を投入して1913年に最初のブドウ畑を購入。
1937年には、「マジ・シャンベルタン」グラン・クリュに隣接する優れた一級畑
Les Corbeaux(レ・コルボー)Premier Cruを取得します。
その後、1979年にMichel Guillard(ミシェル・ギーヤール)と姉妹のOdetteが家業を引き継いだとされています。
中心人物「ミシェル・ギーヤール」は、
ジュヴレ・シャンベルタンに5ha弱の畑を所有する小規模ドメーヌを所有。
『ワイン作りに専念しすぎて結婚するのを忘れた』
と笑いながら話すほどの生粋のブドウ栽培者です。
ミシェルの父は、「ピエール・ダモワ」で修行を積み、彼自身も物心ついた時から既にワイン造りに励んできました。
(※ピエール・ダモワ=シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ特級の1/3を所有する超名門ドメーヌ)
彼が丹精込めて仕込むワインは、
『村名ワインは、一級畑ワイン』に
『一級畑ワインは、特級畑ワイン』にと、
そのA.O.C以上の価値を感じさせると言われます。
先代は、非常に恵まれた畑を所有して、
ヴィエイユ・ヴィーニュ(樹齢の高い古木)から
リュットレゾネ(減農薬)にて
大切にブドウを育て上げて来ましたが、
その多くのワインはネゴシアンに販売して来た為に
ドメーヌ元詰めは極々僅かでした。
『皇帝ナポレオンがこよなく愛した赤』
として知られる銘醸畑「シャンベルタン」グラン・クリュを抱えるジュヴレ・シャンベルタン。
18世紀の英雄ナポレオンは、
『ロシア遠征にまでシャンベルタンを運ばせた』
という逸話も残るほどに、この銘醸ワインを溺愛しました。
以来、このブルゴーニュ随一の高質ワインを人は
『王者のワイン』
と讃え、その名声は不動のものとなりました。
「ジュヴレ・シャンベルタン」は、何と言っても威厳を持った男性的な力強さが魅力。
しっかりとした酸とミネラル、タンニンは長期熟成を可能とし、
熟成するとビロードのような口当たりを生みます。
濃密な果実と底から湧き上がるような大地の力強さ、
しっかりとした骨格と壮大なスケール感を放つブルゴーニュです。
2012年は、ブルゴーニュの秀逸年。
生産量こそ少ないものの
糖度・酸度・タンニンも申し分ない
近年大注目のグレート・ヴィンテージです。
また「ルニアール」とは、
「グリオット・シャンベルタン」特級畑の延長線上にあり、
ジュヴレ・シャンベルタンの南に位置する優良区画(単一畑)。
ブドウ品種は、ピノノワール100%
「ヴィエイユ・ヴィーニュ(V.V.)」とは「古い樹」を意味し、
約65年〜70年以上の高樹齢のブドウ樹から収穫された凝縮感のある果実を使用します。
古木ならではの濃厚で複雑な果実味と、出汁(ダシ)のような旨みが感じられて、
渋み(タンニン)はきめ細かく、シルクのように滑らかです。
フィルタリング(濾過)を一切行わず、ブドウ本来の旨みをボトルに閉じ込めています。
また、このジュヴレ・シャンベルタンは、
大人気ワイン漫画『神の雫』(第10巻)に掲載されたことで
超有名になりました。
グラン・クリュ(特級畑)に迫るほどの長い余韻と高い品質を持ちながら、
圧倒的コストパフォーマンスに優れた素晴らしいワインとして高く評価されています。
熟成は、14年の昇り盛り。
セラーに静かに収めることで、更なる飛躍を遂げる
『黄金の丘(コート・ドール)』の偉大なるピノノワールです。