Yoshisaburoh Sabu Toyozumi Message To Chicago = 〜メッセージ・トゥ・シカゴ〜
Label: Nadja PA-3162
日本フリージャズを代表するドラマー/パーカッショニスト、豊住芳三郎の初リーダー・アルバム『Message To Chicago』。
1974年10月20日、福島県郡山市のJazz Corner Mamaで録音された、日本フリージャズ史において非常に重要な一枚です。
豊住芳三郎はシカゴの実験ジャズ集団AACMと活動を共にした後、ヨーロッパを経由して帰国。その経験を日本へ持ち帰り、宇梶晶二、原寮、藤川義明とともに作り上げた、まさに「シカゴへのメッセージ」と呼ぶにふさわしい作品です。
そして、このアルバムで絶対に聴いていただきたいのが、宇梶晶二のバリトンサックス!!
とにかく爆音。
太く、低く、猛烈な音圧で迫ってくるバリトンが凄まじい!
繊細に吹くタイプのバリトンではありません。スピーカーからドッと押し出されてくるような圧倒的な存在感。豊住のパーカッションと絡みながら、音の塊となって空間を埋め尽くしていきます。
特にA1「Roscoe’s Tune (Odwalla)」、そしてB面を丸々使った「People In Sorrow」は必聴。
宇梶晶二のバリトンがズドン!と響き、豊住のパーカッション、原寮のピアノ、藤川義明のアルトが加わって、演奏全体がどんどん異次元へ突入していきます。
これは「バリトンが入っているフリージャズ」ではなく、宇梶の爆音バリトンそのものが、このアルバムの強烈な個性になっていると言っても過言ではありません。
Roscoe Mitchell作「Roscoe’s Tune (Odwalla)」、Malachi Favors作「Malachi’s Tune」、そして23分を超える大作「People In Sorrow」。
AACMを象徴する楽曲を、日本のフリージャズ・ミュージシャンたちが真正面から演奏。シカゴの実験精神と日本の前衛ジャズが激しくぶつかり合う、凄まじい熱量の演奏です。
静寂の中から突然吹き上がるバリトン。
低音の圧力。
豊住の自由なパーカッション。
そこへピアノとアルトが絡み、演奏が予測不能な方向へ進んでいく。
まさに1974年のJazz Corner Mamaで繰り広げられた生々しいフリージャズの現場を、そのままレコードに封じ込めたような作品です。
そして今回の盤は、コンディションも非常に良好!
なかなか市場で見ないレコードですが、今回はインサート付き、盤EX+という非常に魅力的な個体。
■収録曲
A1 Roscoe’s Tune (Odwalla) = ロスコーズ・チューン(オドゥワラ) 16:23
A2 Malachi’s Tune = マラカイズ・チューン 10:20
B People In Sorrow = ピープォ・イン・ソロウ(苦悩の人々) 23:15
■参加ミュージシャン
Sabu Toyozumi(豊住芳三郎) Percussion
Syoji Ukaji(宇梶晶二) Baritone Saxophone
Ryoh Hara(原寮) Piano
Yoshiaki Fujikawa(藤川義明) Alto Saxophone
■状態
盤:EX+
ピカピカです。パチ音もなく非常に美しい状態です。
ジャケ:EX-~VG+
スレがありますが、全体として綺麗。解説も綺麗な状態です。インサート付き。
【とにかく宇梶晶二のバリトンが凄い!!】
ズドンと腹に響く超爆音バリトン、豊住芳三郎の強烈なパーカッション、そして藤川義明・原寮が絡み合う74年日本フリージャズの大傑作!インサート付き、盤EX+の極上コンディション。この爆音バリトンは、ぜひ大音量で浴びてください!!