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名工、安倍安人の素晴らしい景色の酒盃です。作品はとても綺麗な稀少作品です。口径約6.5×約5.5高さ約6.5 二重箱共箱
(2026年 9月 22日 23時 18分 追加)古陶に対する深い見識と美的感覚を持たれ、
独自の研究と焼成により唯一無二の作品を創造する、安倍安人先生の前作の伊部酒呑(ぐい呑)です。
安倍安人先生が2008年頃に制作された伊部手の酒呑で、
現在備前の作家の大多数が使用しているコバルトを用いた塗り土ではなく、
鉄分の多い粘土を用いた古備前と同じ手法で伊部手を再現されています。
最大の特徴はやはり深い艶のある伊部手の土肌で、
黒というよりも茶褐色の非常に複雑な色合いとなっており、
黒や焦げ茶が複雑に混じり合った濃密な色の集合体となっています。
江戸初期の伊部手水差しなどに見られる伊部手肌に比肩し、
使い込んだ漆器のような深い色合いはいつまで眺めても飽きることがありません。
正面には濃厚な黄胡麻とともに梅花紋様が彫り込まれており、
濃厚な窯変と力強い彫り込みとの対比が面白いです。
逆に裏面では非常に簡素な丸の絵のみが彫られており、
月か太陽かはたまた別のナニカなのか、独特のひょうきんなアクセントになっています。
新品で購入後にそのまま開封することなく大切に保管されていた未使用品です。