野獣死すべし 大藪春彦 怜悧な頭脳、端正な容貌と猛獣の体躯を持つ非情の男伊達邦彦を描くハードボイルド傑作。続編の復讐編、渡米編収録

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自宅保管の品です。中身は新品同様大変美品ですが27年前と古いものですのでごく薄いヤケや表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。

野獣死すべし 大藪春彦

ローン・ウルフ伊達邦彦の胸に秘めるは、殺人の美学への憧憬、能力の最後の一雫まで傾けて目的に執着する強烈な決意と戦うニヒリズム。獲物は千数百万円の大学入学金。決行の日が迫る!(片岡義男)

敗戦で満洲から引揚げた伊達邦彦少年は、大戦の惨害に人間性の根底まで蹂躙され、大学生の頃には計算しつくされた完全犯罪を夢見るようになる。大学入学金の強奪に成功した彼は、戦時中父の会社を乗っ取った京急コンツェルンに対し執拗な復讐を開始する。怜悧な頭脳、端正な容貌と猛獣のような体躯を持つ非情の男伊達邦彦を描くハードボイルド小説の傑作。大藪春彦のデビュー作となる正編に加え、「週刊新潮」に連載された続編となる復讐編を収める。

レビューより
やはりこの作品は大藪春彦の原点と思います。拳銃に関する描写は細かいのと何か愛着を感じるハードボイルド小説として一級品!大藪春彦中毒のスタートとなる作品です。

大藪春彦は高校生の時に乱読したが、また再読してしまった。なんといっても表題作が素晴らしい。冷酷な殺人マシーンと文学青年の姿が同居しており、体内には若さによる生命力と感情がどろどろ蠢き、全て抑えようもなく放出される。余すことなく描写されるこれらは、ハードボイルドというより青春小説だ。当時の読者から「スカッとした」「気持ちよかった」というファンレターが殺到したと言うが、それも当然だろう。



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