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◇トレモ◇現代九谷焼の俊英【田畑奈央人 T.NAOTO】作 色釉磁器 精緻ロケット・雀彫刻置物 大型花瓶 高さ約45㎝『雀の花器』ギャラリー放出品b> ご覧いただきありがとうございます。 ギャラリー放出品、現代陶芸オブジェを出品致します。 日本の現代陶芸界において、独創的な造形表現を追求する陶芸家、田畑奈央人(Tabata Naoto)。 本作は、生命感あふれる雀の彫刻と、建築的な美しさを備えた磁器の花器を融合させた、実に個性的な作品『雀の花器』です。 高さ約45cmという堂々たる佇まい。 白磁の端正な造形の頂には、一羽の雀が静かにとまり、まるで今にも囀りを響かせそうな表情を見せています。 雀の頭部から胸元にかけての柔らかな色彩、幾重にも重なる翼の羽根、繊細な尾羽、そして金彩の台座を力強く掴む小さな爪。 その一つひとつに、自然界の生命を深く観察する作家の眼差しと、優れた造形技術が感じられます。 とりわけ注目すべきは、伝統的な色絵磁器の世界に、現代的な美意識を大胆に取り入れた構成です。 すらりと伸びる白磁の花器には、植物の蔓や葉が繊細に描かれ、銀色の鎖状装飾や金色の環が印象的なアクセントを添えています。 さらに下部には、金属製のボルトを思わせる立体装飾を配し、まるで近代建築の構造体、ロケットを連想させる独特の造形美を生み出しています。 自然界の生命と、人間が生み出した人工的な構造物。 相反する二つの世界を一つの磁器作品の中に共存させた、田畑奈央人ならではの芸術的表現といえるでしょう。 花器としての機能を備えながら、それ自体が一つの完成された彫刻作品として成立している点も、本作の大きな魅力です。 ・作家について ― 田畑奈央人 1969年、三重県生まれ。 1992年に明治大学法学部を卒業後、陶芸の道へ進み、2004年には九谷焼の名工として知られる武腰潤(たけごし じゅん)に師事しました。 伝統的な九谷焼の色絵技法を学びながら、独自の造形表現を追求。 動物や鳥類などの生き物を題材とした作品では、写実的な観察力と自由な発想を融合させ、従来の九谷焼とは一線を画す現代陶芸の世界を築いています。 2005年には石川の伝統工芸展および伝統九谷焼展に入選。 2011年には伝統九谷焼展において技術賞を受賞しました。 また、日本橋三越本店での個展をはじめ、百貨店やギャラリーにおいて作品を発表するなど、精力的な活動を続けています。 ・作品の魅力 本作には、作家の銘が施されているほか、正式な作品名が記された共箱と陶歴が付属しています。 共箱には「色釉磁器 雀の花器」と記されており、作家自身の芸術的な構想を知るうえでも重要な資料となります。 高さ約45cmの細長いフォルムは、空間に美しい垂直のラインを描き、飾る場所によって彫刻的な存在感を発揮します。 日本の伝統工芸を愛好される方はもちろん、現代陶芸やコンテンポラリーアートを収集される方にも、ぜひご覧いただきたい作品です。 伝統と革新、写実と抽象、自然と人工。 異なる美の要素が絶妙な均衡で結びついた、田畑奈央人の独創性を存分に堪能できる一作。 美術品として、また上質な空間を彩るオブジェとして、末永くお楽しみいただけましたら幸いです。 サイズ 高さ約45㎝×横幅約13㎝ 箱:縦約49㎝×横約16㎝×17.5㎝ 状態 とても良い状態です 経年によるヨゴレやスレ等、有るかもしれませんが、 その他特筆すべき目立った大きな傷み無く、総じて良好なお品です。 お写真も併せてご確認ください。
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