ご覧いただきありがとうございます。商品の状態は写真にてご確認の上でご入札方、お願い申し上げます。真贋につきましては当方にある本物に関するデータから偽物である可能性はかなり低いと考えております。
但し、専門機関及び業者の鑑定、格付けは行っておりません。予めご了承願います。
セット内容:表値(表示価格)、分類番号(Pick#)、発行年月日(NDは表示なし、特定されている場合後ろにカッコ書)、状態の順で表示
100 Rupees: #41:ND (1953) :準未使用級(C.a.UNC):銀行ピンホール跡は認められるものの、ダメージは殆ど無く非常に良い状態
100 Kyats : #51a:ND (1958) :並品級(F):全体に流通ダメージが認められるものの、破損は無くVFに近い状態
日本敗戦後、一時イギリス領インドの属州とされていましたが、アウン・サン将軍の軍事政権が成立して「BURMA UNION」として独立。この時通貨単位が「Rupees」から「Kyats」に変更されました。その頃の最高額紙幣セットです。なお、孔雀モチーフの「State of Burma」銘の紙幣が1944年に大阪印刷所で製造されていますが、既に現地迄の輸送が非常に困難になっており、大半が輸送途中でアメリカ軍によって破壊焼失しています。現地に届いた物は少なく実際には殆ど流通していなかったと思われます。また、日本に残っていた紙幣は敗戦と同時に焼却された為、一部関係者が持ち逃げした物が日本国内に残っている模様です。
個人で保管しておりますが、保管にあたりましては出来るだけの注意を払っております。
写真現品、現状渡しとなります。
当方は業者ではございませんので、ノークレームノーリターンでお願い申し上げます。
ご落札いただきました場合、3日以内のご連絡又はご決済をお願い申し上げます。
入札妨害行為はご遠慮下さい。悪質と当方がみなした場合、入落札を全て無効と致します。
入札不調による再出品の予定はございません。
また、アクセス数、ウォッチ数が少なく入札が1件もない場合、早期に「入札不調」と判断させて頂く場合もございます。予めご了承願います。
I never accept any attempt to join this auction from foreign country.
(2026年 7月 3日 23時 04分 追加)※1944年日本の大阪印刷局で製造された孔雀モチーフの紙幣で現地に届いた事が確認されている「STATE OF BURMA」銘の「KYATS」紙幣は、「1KYAT」の組番号{3}、{17}、{21}、{22}、{26}、{29}で「5KYATS」は該当なし。「10KYATS」は{0}、{1}、{23}。「100KYATS」は{1}のみ、という事が判明しております。従ってこの組番号以外の組番号の紙幣は日本で焼却される前に持ち出された紙幣という事になります。各券種の発行枚数等の資料は全て失われており、紙質や印刷など詳細も不明です。一応「カタログ」等に評価は出ておりますが、今後大量に市場に出回る可能性は排除出来ません。
今回出品しているのは、そうした混乱期以後に発行され、かつ当方でではありますが贋造紙幣ではない、という根拠がある商品です。
(2026年 7月 6日 16時 49分 追加)※この紙幣の「見本券」について
当時、大日本帝国は「大東亜共栄圏構想」に基づき現地人による日本の傀儡国家化を目論んでいました。
その為通貨単位を「RUPEES」から新たに「KYATS」とする方針でした。「KYATS」紙幣を日本で製造した理由です。
この紙幣の見本券は大阪印刷局で製造された「見本」と表面のみ2ヶ所赤加刷された物と、現地で「SPECIMEN」と両面に赤加刷された
2種類が存在します。
絵柄は今回出品した紙幣、特に「RUPEES」の絵柄、大きさと同一の物です。但し記号は日本式の{ }にアラビア数字を用いています。
これは推測ですが、日本が紙幣印刷した時点で既にビルマ(ミャンマー)の支配権をほぼ失っていた為現地で加刷したものでしょう。
ただ旧日本陸軍は現地人に対し軍事教練を続け、植民地からの独立を支援し続けていました。アウン・サン将軍の軍事政権成立後
に通貨単位を「KYATS」としたのもこの様な背景があった為と推測されます。
従って日本で印刷され、現地に届いた又は焼却前に持ち出された漢字の「見本券」は数枚単位でしか現存しないと思われます。
通常「見本券」は関係個所に配布され、特に通貨単位変更時には百枚単位で印刷されます。「SPECIMEN」は現地印刷なのと
その後(日本敗戦で完全に現地から撤退後)発行された「RUPEES」紙幣に全く同じ絵柄が採用されていることから、相当数、と
言っても数十枚単位で製作され、現存する物も10枚以上は残っていると推定できます。
その意味でも今回出品の「100RUPEES」紙幣は現地の貨幣史上意味ある紙幣だと思います。