本品は明代磁州窯で制作された大型の寿老人(福禄寿)陶磁坐像で、長寿を象徴する吉祥置物として古く民間で信仰されてきた唐物古陶磁です。
白地素胎を下地に、顔・部分に茶褐釉を施し、衣紋の輪郭や襟元の唐草模様を黒褐彩で細かく描き込んでいます。寿老人は長い白髭、高い帽子、穏やかな表情に仕上げ、片手に巻物を持つ伝統的な造形となっております。
台座は二段式の蓮台風に成形、台側にも渦巻き吉祥紋が描かれ、全体の造形バランスが雄大で迫力があります。底部には旧収集時の解説紙が貼付され、時代由来の来歴が残っています。
【サイズ】
高さ:約31.5cm
幅:約17.5cm
奥行:約14.5cm
【状態詳細】
長年の経年により全体に釉面の剥離、衣体・帽子・背面に欠損・衝撃痕、接着修復箇所が複数箇所ございます。台底にも細かな亀裂が走っており、全て詳細画像にて明示しております。
焼成時の胎土気泡、釉の濃淡ムラは磁州窯本来の風合いです。完品を求める方はご遠慮ください、古陶磁研究・窯系比較標本としてお求めください。
【付属品】
寿老人陶磁像本体、底貼り旧解説紙、旧収集桐箱
【注意事項・免責】
・撮影環境により白釉・褐彩の色合いに若干色差が生じます。
・手採寸のため数ミリ程度の寸法誤差をご容赦ください。
・大型陶磁のため緩衝材を厚く使用し厳重梱包し発送いたします。
・古物の性質上、落札後の返品・返金は一切承っておりません。入札前に傷み箇所を全画像で必ず確認し、質問は事前にお願いいたします。
・悪戯入札・不当な低評価はご遠慮ください。