台湾新北市にある存仁堂の蓋碗、「喜事來蓋杯(多彩)」です。
同窯は中国文化圏やヨーロッパで大変に高い評価を得ている人気窯元ですが、まだ正式には日本には入ってきていないようです。
本品は、20年近く前にシンガポールのラッフルズホテルでひとめぼれして買ったものですが、結局もったいなくて使わず仕舞でした。
白磁器にガラスのステムがついており、一つは緑色、もう一つはオレンジ色です。このステムは、幸運や幸福を表す獅子(ライオン)がモチーフです。袋は、これまた継続的な幸運を表す柿がモチーフです。
作品名の通り、何か嬉しい事やおめでたい時に使うと良いようです。
中国茶器にお詳しい方には釈迦に説法かと思いますが、蓋椀の蓋はしっかりと合わさるものではなく、少しズレというか隙間が空くようになっています。これは、この椀を急須のように使って小さな杯に注いだりして使うこともあるからです。今回の出品には、小杯はついていません。
高さ:77mm
直径(最大):84mm
重さ:116g