KWM-380は1970年代末に登場した、Rockwell Collinsを代表する全半導体HFトランシーバーです。
以前、コリンズ機に詳しいコレクターのOMさんが丁寧に整備・調整された本機を譲っていただき、その後コレクションの一台として大切に所有してきました。
製造から長い年月を経た機種ですが、現在でも調子よく作動しております。
前所有者様による点検・整備では、各発振回路等の点検・調整が行われ、送受信についても各バンドで測定されています。その際の点検記録・測定データも残っておりますので、一緒にお付けします。
また、本機には1.7kHzおよび360Hzのオプションフィルターが搭載されています。
電源部についても、オリジナルの重量のある電源部から14V/40Aスイッチング電源ユニットへ変更されています。そのため、オリジナル仕様と比較して重量が軽減され、発熱の面でも扱いやすくなっていると思います。
マイクコネクターは、国内で入手しやすいKENWOOD用8Pinタイプへ変更されています。
そして今回、KWM-380とともにお譲りするものとして、非常に珍しいRockwell Collins純正 周波数入力キーパッド AC-3805をお付けします。
これは以前本機を入手した際に付属していた自作テンキーとは別物で、私が後から別途入手したRockwell Collins純正品です。
数字キーのほか、STO/RCL/STP/ENT/CLR等のキーを備え、KWM-380のREMOTE CONTROL端子へ接続して周波数入力等を行うための専用キーパッドです。金属製のしっかりした筐体で、現在では本体以上に見かける機会の少ないアクセサリーではないかと思います。
今回の出品に付属するのはこちらの純正AC-3805です。以前の写真に写っている黒色の自作テンキーは付属しませんので、ご注意ください。
資料類も充実しています。
Rockwell Collins KWM-380 Owner’s Manual(英文)をはじめ、サービス関係資料、技術資料、前所有者様の点検・測定記録などがあります。また、写真のようなCollins Amateur Productsのバインダーに収められた当時の資料類もあります。
古い無線機ですので、外観には年代相応の傷、汚れ、経年変化等があります。また、前所有者様による整備・改造箇所があります。新品同様の状態を保証するものではありませんので、ヴィンテージ無線機の性質をご理解いただける方にお願いいたします。
KWM-380本体だけでなく、純正AC-3805キーパッド、オプションフィルター、点検記録、英文マニュアル、各種資料まで含めたセットとして出品いたします。
長年大切にしてきた機械ですので、できれば今後もこのKWM-380を大切に可愛がっていただける方に引き継いでいただければ嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。