○ 有名な兜木銀次郎氏の製作したニブに「G.K」と刻印がある様に「B.L」と刻印がある他は兜木ニブとほぼ同じような刻印、ハートホールがあるニブを持っています。どなたの作品かは調べても分かりませんでしたが丁寧に造りのニブです。
○ 手仕事で丁寧に削り出したエボナイトに下地の漆を塗り重ねてから金蒔絵の技法で鶴を描き、その上から漆を塗り重ね、最も金蒔絵が美しく出るまで磨き上げると言う手間も技術も要する研ぎ出し蒔絵で鳳凰にも見える優美な翔鶴をキャップ&バレルに描いた逸品です。
○ 手仕事ならではの優しいフォルムのボディの艶のある朱の上を優美な鶴が舞い、縁起の良さだけでなくとても美しい万年筆です。
○ インク吸入機構は当時の日本の主流であったバレルの内側全体をインク保持に使えるため大量のインクを貯められるインク止め式。時々プッシュ式と間違って説明されていますが、尾軸にはコルクなどの矢じり型の突起が付いており、尾軸をバレルにつくまで締めると、この突起がペン芯に繋がるインク吸入口を塞ぎ、バレルに貯めた大量のインクが気圧変化などにより噴出するのを防ぐものです。従って、筆記の前には尾軸を少しだけ(1回転ほど)緩めて突起を下げて、インク吸入口を解放してやる必要があります。また、インクは首軸をバレルから外して、スポイトなどを使って注ぎます。
注意事項:古い品のため朱漆に退色が見られます(金蒔絵の部分に剥げなどは見られません)。完品をお求めの方、神経質な方は絶対に入札をお控え下さい。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。万年筆のみの出品ですが、保護を兼ねてクリア・コレクションケースに入れて発送いたします。
【商品の説明】
モデル名、メーカー:研ぎ出し金蒔絵翔鶴図、メーカー不詳
カラー・材質:朱(エボナイトに本漆塗・研ぎ出し金蒔絵)、ゴールド・トリム(真鍮に14金張)
インク補充方式:インク止め式アイドロッパー式
ペン先(ニブ):14金、字幅:F
サイズ:長さ:140mm(収納時)/最大胴軸径13mm、重さ:20.39(素人計測)