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Описание

時代仏教美術 古仏 木彫漆箔鍍金 観音菩薩立像 伝・聖観音菩薩 高58cm 極上細密彫刻 古美術品 | |||
| ▼△ 商品説明 △▼ | |||
NT260903260910KOSSG02 時代仏教美術 古仏 木彫漆箔鍍金 観音菩薩立像 伝・聖観音菩薩 高58cm 極上細密彫刻 古美術品 ~剥落の中にこそ、時代が宿る。幾星霜の祈りをその身に受け継いだ、高さ58cmの古き観音菩薩。~ このたびご紹介いたしますのは、長い年月を経た木肌と漆箔の美しい表情を今に伝える、木彫漆箔・観音菩薩立像です。 総高は約58cm。 実際に据えると数字以上に存在感があり、蓮華座からすらりと立ち上がる御姿、宝冠を戴いた端正な頭部、胸前に掲げられた右手、そして左手に執る大きな持物まで、全体に堂々とした造形を見せています。 本像でまず心を奪われるのは、何といってもその御顔でしょう。 伏し目がちに表された細い眼。 緩やかに弧を描く眉。 ふっくらとした頬から顎へ続く柔らかな輪郭。 華美な表情を作ることなく、静かに目を閉じるような面貌には、見る者を拒むような厳しさではなく、長い時間を受け止めてきた仏像特有の穏やかさがあります。 そして、その御顔を覆っているのが年月を経た漆箔と金彩です。 かつてはさらに華やかな黄金色を放っていたのでしょう。 現在では金箔・彩色・漆層が各所で剥落し、その下から木地や下地が現れています。 しかし、この像の場合、その剥落を単なる欠点として見るだけでは、本作の魅力を見落としてしまいます。 金色に輝く部分。 黒褐色へと沈んだ漆。 露出した木肌。 そして細かな亀裂。 それらが幾重にも重なり、現代仏には決して作ることのできない「時間の層」を形成しています。 とりわけ御顔は印象的です。 額から頬、鼻梁、口元へと金箔が不規則に残り、光を受けた部分だけが静かに黄金色を取り戻します。 完全な金色ではないからこそ美しい。 失われた部分と残された部分が一つの面貌の中に共存することで、数十年、あるいはそれ以上にわたって受け継がれてきた古仏ならではの表情を生み出しています。 頭部には、透彫を交えた装飾性豊かな宝冠。 細かな植物文様を思わせる意匠が左右へ広がり、中央部には立体的な装飾が重ねられています。 経年によって一部に欠損・傷みは認められるものの、その繊細な輪郭は現在もしっかりと残り、御顔を荘厳しています。 胸元にも細かな装身具が配され、首から胸へ垂れる瓔珞状の装飾には、一部に珠状の部材も残されています。 こうした宝冠や装身具を纏う姿は、出家後の釈迦を基本とする如来像とは異なる、菩薩像ならではの荘厳です。文化庁の解説でも、菩薩はインドの貴族を基本とする姿として、豪華な装身具や持物を備えることが特徴とされています。 衣文の表現も見逃せません。 肩から垂れる天衣、胸前を横切る条帛、腰から足元へ落ちる衣。 細く鋭い彫りというより、大きな面を重ねるように衣の流れを捉えており、正面から眺めると身体を包む衣が幾層にも折り重なっていることが分かります。 さらに左右の天衣は身体から離れるように外側へ張り出し、正面像に柔らかな動きを与えています。 右手は胸前へ掲げられ、掌を正面近くへ向けた姿。 足元には蓮華座。 その下には複数段からなる台座が続き、大ぶりの蓮弁、細かな葉文様、放射状の刻みなどを重ねています。 像だけを彫って終えるのではなく、頭上の宝冠から足元の蓮華座、さらに下部台座まで、一つの荘厳世界としてまとめ上げた作品です。 そしてぜひご覧いただきたいのが背面です。 正面の金色を残した荘厳な姿とは対照的に、背面では漆や彩色の剥落が進み、木地が大きく露出しています。 木目、塗膜の亀裂、剥落した漆、残された古色。 ここには、この像が歩んできた年月が隠されることなく現れています。 古仏を愛する方にとっては、むしろこうした背面の景色にこそ心を惹かれるものがあるのではないでしょうか。 本像の正確な制作年代、仏師、寺院伝来等を示す銘文・墨書・箱書などは、今回確認できる画像からは判明しておりません。 だからといって、この像の魅力が失われるわけではありません。 むしろ作者や年代という文字情報を離れ、58cmの古仏を正面から見つめたとき、最初に伝わってくるものは、長い年月を経た木彫像だけが持つ静かな力です。 完全な姿のまま残った仏像には、完成された美があります。 しかし、金箔が剥がれ、漆が割れ、木肌を露わにしながら、それでもなお静かに立ち続ける仏像には、また別の美があります。 それは、人の手によって意図的に作ることのできない「時代の美」です。 華麗であった往時の面影を残す黄金色。 その黄金を少しずつ覆っていった古色。 そして再び現れた木そのものの肌。 そのすべてを現在の姿として受け入れて鑑賞するところに、古仏・古美術を所有する醍醐味があります。 寺院美術、仏教美術、古仏、木彫仏を蒐集されている方はもちろん、古民家、茶室、書斎など静かな空間へ据えていただいても、現代の装飾品にはない存在感を放つことでしょう。 仏像は、長い年月を経るほどに「作られたもの」から「時を宿したもの」へと姿を変えてゆきます。 数多の時間をその身に刻みながら、今なお静かな眼差しを湛えて立つ一尊。 次代へと大切に受け継いでいただきたい、味わい深い時代木彫仏です。 古き仏との出会いは、まさに一期一会。 横幅(W):約24.5cm 奥行(D):約20cm 【重量】 約2.5kg ※当方が測ったものですので、若干の誤差がある場合がございます。 【商品状態】 掲載画像をご覧下さい。 時代物の為、全体に漆箔・金彩・彩色の剥落、亀裂、擦れ、汚れ、木地の露出、乾燥による割れ、欠損、補修・補強された可能性のある箇所等が見受けられます。 特に御顔、宝冠、装身具、衣部、背面、蓮華座・台座には相応の経年変化がございます。 本品は経年による変化そのものを含めて鑑賞する古美術品です。修復歴・後補の有無についても画像のみでは完全には判別できませんので、現状品として掲載画像を優先してご確認ください。 | |||
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【支払方法】 こちらのお品物は漆箔・金彩・彩色の剥落の劣化が非常にございますので、梱包時及び発送によりさらに剥落するものかと思われます。落等は保証外・補償外となりますので、ご理解いただける方のみご入札をお願い致します。 | |||