商品説明
19世紀前半、1840年頃にオーストリア・ウィーンで製作されたと思われるロマンティックギターです。
当時のウィーン楽器製作を代表する特徴を色濃く備えた、大変貴重な一本になります。
19世紀のウィーンは、Johann Georg Staufferをはじめ数多くの名工を輩出し、ロマンティックギター製作の中心地として知られていました。
本器も、その伝統を受け継ぐウィーン派ギターらしい美しいシルエットと繊細な造りを備えています。
近年では、この時代のウィーン製ロマンティックギターは海外オークションでも年々評価が高まっており、演奏家・研究者・コレクターから高い人気があります。
専門的にレストアされた演奏可能な個体
本器は専門的なレストアが施されており、
現在も演奏可能なコンディションです。
ロゼッタ周辺や指板下などには古い修理跡がありますが、
いずれも丁寧に補修され、
内部の割れについてもクリート補強が施されています。
修理箇所は十分に確認しましたが、
現在の演奏や構造上の問題は感じません。
約180年前に製作された楽器とは思えないほど良好な状態を維持しています。
木材・仕様
- オール単板構造
- トップ:スプルース
- サイド:メイプル
- バック:ワンピース・フレイムメイプル
- ネック:メイプル
- 指板:メイプル
- ブリッジ:メイプル
- ペグ:エボニー
- ブリッジピン:ボーン
当時ならではの良質な木材が使用されており、
ワンピース・フレイムメイプルのバックは非常に美しく、
アンティークギターならではの存在感があります。
Johann Dubez のサインについて
内部には
Johann Dubez
および
1877
のサインがあります。
楽器自体は1840年前後の製作と思われるため、
1877年は修理や所有者による記録ではないかと考えられています。
詳細は不明ですが、本器の長い歴史を物語る非常に興味深い要素です。
サウンド
このギター最大の魅力は、
現代のクラシックギターでは味わえない、19世紀ロマン派時代の音色です。
温かさと透明感を兼ね備え、
非常に複雑で豊かな倍音、
反応の良い低音、
柔らかく歌うような高音。
一音一音が自然に立ち上がり、
まるで楽器そのものが歌っているかのような響きを感じます。
演奏していて非常に心地よく、
ロマンティックギターならではの世界観を存分に楽しめる一本です。
サイズ
- スケール:約620mm
- ナット幅:約41mm
- 弦間:約54mm
現在はナイロン弦が張られていますが、
ガット弦との相性も非常に良いと思われます。
付属品
本体のみ
(ケース等は付属いたしません。)
発送は楽器用ダンボールにて厳重に梱包いたします。
ご注意
約180年前に製作されたアンティークギターです。
現代のギターと同等の精度や耐久性を保証するものではありません。
演奏をお楽しみいただくことはもちろん、
美術品・歴史的資料・コレクションとしても大変魅力のある楽器です。
状態につきましては写真をご確認の上、ご判断ください。
原則ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
ご質問・追加写真のご希望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
他にもアンティーク楽器やヴィンテージギターを多数出品しておりますので、ぜひご覧ください。
19世紀前半のウィーン製ロマンティックギターで、専門的なレストアが施され、現在も演奏可能な個体は年々少なくなっています。
本器はアンティークとしての歴史的価値はもちろん、約180年という長い年月を経た木材だからこそ生まれる豊かな響きを、実際に演奏して体感できる大変貴重な一本です。
演奏家、研究者、コレクター、そして19世紀ヨーロッパの音楽文化に魅力を感じる方に、自信を持っておすすめできる歴史的価値の高い楽器です。
(2026年 7月 16日 20時 30分 追加)内部の写真を以下に掲載しましたので、ご参考にしていただけますと幸いです。
http://30d.jp/73jazzbass/21(2026年 7月 19日 17時 18分 追加)たくさんのご質問有難うございます。
私が、分かる範囲でお答えさせて頂きます。
・正確な製造年等はその道の専門家では無いので、写真でご判断していただけますと非常に助かります。
・ピッチに関してですが、弦は、AquilaのAmbraを張って
392Hzにチューニングしておりました。(440hzでチューニングした事はないです)・フレットは、100年以上経っていますので、間違いなくオリジナルでは無いと思います。リフレットされているものと思います。
以上の件、どうぞよろしくお願いいたします。