彼女がソロ・デビュー10周年という節目を迎え、アーティストとしての自立と円熟を音楽的に証明したセルフプロデュース作品です。
それまでの「人気アイドル」という枠組みを超え、一人の女性ボーカリストとして自身の美学を追求した、音楽的純度の高い一作となっています。
①の吉川忠英の生ギター一本だけの伴奏とか,⑧や⑨の今剛のギターの冴えなど,盤石のバッキングに支えられた工藤静香の新作。中島みゆき作のヒット曲,⑥もあるでよ。ソウル~ファンク色が意外に強いが彼女なりに消化。全作詞&プロデュースは彼女自身。
「歌声のグラデーションが描き出す、揺るぎないアイデンティティ。」
本作において特筆すべきは、工藤静香が持つ「表現の幅」の広さです。
情感豊かに語りかけるようなバラードから、エッジの効いたロック・テイスト、さらには洗練されたポップ・チューンまで、楽曲ごとに歌唱のペルソナを巧みに使い分けています。
10年のキャリアで磨き上げた唯一無二のビブラートや、吐息の混じり方に至るまでセルフコントロールされており、自身の「声」を楽曲の核として完璧に配置した、ボーカリストとしての真骨頂を堪能できます。
「90年代後半のサウンド・エッセンスを昇華した、高い音楽的嗜好。」
このアルバムの音楽性は、単なる流行の追随ではなく、自身のルーツと当時の先鋭的なサウンドを融合させた点です。
重厚な生楽器の響きを活かしたアレンジや、洗練されたR&Bのフィーリング、さらにはサイケデリックなニュアンスまで、多彩なジャンルの要素が「工藤静香」というフィルターを通して一貫性のあるアルバムへと昇華されています。
セルフプロデュースだからこそ実現できた、彼女自身の音楽的興味とこだわりが随所に散りばめられた、非常にクリエイティブなアルバムです。
「纏うのは、音という名のドレス。工藤静香が、自身の音楽的本能を解き放った野心作。」
コンセプト、選曲、アレンジの細部に至るまで、彼女の「今、表現したい音楽」が詰まった本作。
大人の余裕と、時折見せる少女のような瑞々しさが同居する楽曲群は、聴くたびに新しい表情を見せてくれます。
歌手・工藤静香が、自身の音楽的成熟を宣言した、90年代J-POP史に残るべき名盤です。
★未開封品!
★送料無料!
(収録曲)
1:赤いドレス
2:銀の爪
3:ポイズン・キス
4:おたより
5:微熱
6:激情
7:例えば
8:摩天楼
9:フラッシュ・バック
10:エターニティ