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Описание

| 商品説明 |
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古田織部の消息です。 宛名は「宗半老」と判読され、「道句」を遣わされたことへの謝意、御礼に伺うべきところ桑山左近をはじめ方々の数寄に出ておりひとまず書状で御礼申し上げる旨、後刻道句の元へ参り、改めて宗半にも対面の機会を得たいと結んでおります。 「宗半老」は前田利家の女婿で、織部が「宗半様」の銘を附した茶杓を贈った茶人・中川光重とみられます。一方、「道句」と名乗る織部の関係者には門人・山本道句(のち徳川秀忠茶頭)が存在しますが、光重と織部の間を取り持ったとみられる有力な人物に津田重久が存し、道句(道供)を名乗ったことが知られます。両者は本阿弥光悦の消息にもしばしばその名がみられ、ともに加賀前田利長家臣の有力茶人でありました。 重久は慶長15(1610)年に出家し「道句」を、光重は翌16(1611)年に12月に隠居し「宗半」を名乗り、加賀で光悦と面会していたことが知られ(「光悦書状 正ノ5日付 岡長右宛」)、また慶長17(1612)年に織部は江戸で越年していることから(桑田忠親『古田織部―人と茶の芸術』)、慶長18(1613)年12月、織部在伏時の最晩年の書と推察されます。なお、12月19日から21日頃にかけて後水尾天皇の新内裏移徙に伴う御礼が行われており、織部が多忙であったのも頷けます。 この前後加賀藩は太田長知・横山長知両派の家臣団の対立や前田利長の重病による致仕、徳川家康によるバテレン追放令公布による高山右近などの追放など難局が相続き、豊臣家と徳川家の対立から利長の病状が更に悪化し、京都での隠棲を望むようになった時期でもあります。道句・宗半は利長、もしくは横山長知の密命を帯び、光悦や角倉素庵など京の町衆と接触を図っていた痕跡があり(増田孝『光悦の手紙』)、大坂両陣前夜の騒然とした京の様子が伺えます。 小堀遠州以前の加賀藩士と茶道の関係、また織部が以前不仲の所を細川三斎(忠興)の執り成しで和解したと伝わる、桑山左近の数寄に参会している様子など、注目すべき点も多い見事な逸品です。 木津宗泉の書付箱が付属します。 ◆古田織部 織豊-江戸前期の武将,茶人。古田重定の子。織田信長,豊臣秀吉につかえ,織部正となる。茶を千利休にまなび,利休七哲のひとり。将軍徳川秀忠をはじめ,諸大名に茶の湯を伝授。その作意は織部好みとよばれ,茶室に興福寺八窓庵,藪内家燕庵などがあり,織部焼を世にのこした。大坂夏の陣で豊臣方に通じたとして罪に問われ,慶長20(1615)年自刃、73歳。美濃出身。名は景安,重然。通称は左介。号は宗屋,印斎。道号は金甫。 ◆中川光重 安土桃山~江戸初期の武将、茶人。織田家家臣・中川重政の子。初め織田信長・信忠に仕えるが、妻が前田利家の次女であった縁で本能寺の変後前田家家臣となる。天正12(1584)年の末森合戦で武功を挙げ、前田家内で重きを成したが、一時逼塞し豊臣秀吉の御伽衆となる。のち帰参し、慶長16(1611)年隠居。巨海斎・宗半(宗伴)と号し、千利休の門下として著名。慶長19(1614)年没、53歳。 ◆津田重久 安土桃山~江戸初期の武将、茶人。通称は与三郎・遠江守。津田高重の二男で、はじめ三好氏に仕えるが、細川氏・足利義昭・明智光秀・豊臣秀吉・豊臣秀次と主君を転々とし、前田利長の元で大聖寺城代に任ぜられる。本圀寺の変・本能寺の変・賤ヶ岳の戦い・九州征伐・関ヶ原の戦いと主要な合戦で武功を挙げ、大坂冬の陣では前田利常の参謀を務めた。慶長15(1610)年出家し道供(道句)を名乗る。晩年は利常・光高の御咄衆となった。寛永11(1634)年没、86歳。 ◆木津宗泉 戦前期の茶人。武者小路千家の宗匠。宗一、聿斎と号し、明治31(1898)年一指斎を失った後の宗家を護る。茶室設計の才に優れ、東京青山御所内に秋泉席を指導したことで、一代限りの宗泉の名を許された。著作も多く「調味料理栞」「利休百首管見」などがある。昭和14(1939)年没、78歳。 〔本文〕 (反転) 「(端裏書)宗半老ヵ 古織部」 已上 昨日者道句(津田重久)被下候、出京候而 夜更罷帰、承候、今昼御 出之御礼必伺候可申と存候 処、方々数寄ニ参、今朝も桑 左近所へ数寄ニ参候間、乍 慮外令啓上候、後剋 道句かた迄御左右申入候、 旁以面上可得御意候、恐惶 謹言 十二月廿一日 (花押) 付属:木津宗泉の書付箱が付属します。 寸法:縦111cm×横48cm(最大幅。若干の誤差はご了承下さい) 状態:本紙画像有、スキャンがございます。 |
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| _X3735__2026/9/5 |