朝鮮王朝時代の代表的古医書『東醫寶鑑』の木版本一冊です。
本品は『東醫寶鑑』雜病篇 巻之十一で、内容は主に「小兒門」、すなわち小児科・乳幼児の病症と治療法を扱う巻です。
本文冒頭に
「東醫寶鑑 雜病篇 卷之十一」
「御醫 忠勤貞亮扈聖功臣 崇祿大夫 陽平君 臣 許浚 奉敎撰」
などの記載が確認できます。
内容は、小児病の診断、新生児の処置、初生解毒法、初生洗浴法、初生斷臍法、乳母の選び方、小児脈診、三關診、望診、諸熱、驚癇、痘疹、腹脹、危急症状、各種処方などを含みます。
特に本冊には、小児診察に関する重要な図である
「三關圖」
「觀形察色圖」
が収められており、古医書・漢方医学・韓方医学・小児科史の資料として大変興味深い一冊です。
『東醫寶鑑』は許浚によって編纂された朝鮮医学を代表する医書で、東アジア医学史上でも重要な位置を占める古典です。日本でも江戸時代に『訂正東醫寶鑑』として刊行されるなど、和漢医学にも影響を与えた医書として知られています。
本品は大型の朝鮮本で、木版刷、和紙系の古紙、線装本です。
一冊のみの出品です。
小児科関係の巻で、三關圖・觀形察色圖を含む図入りの一冊です。
『東醫寶鑑』の中でも視覚的資料性が高く、漢方医学・韓方医学・朝鮮古医書の収集家におすすめです。
【書名】
東醫寶鑑 雜病篇 卷之十一
【内容】
小兒門 / 小児科 / 新生児・乳幼児の診察と処方 / 三關圖 / 觀形察色圖 ほか
【著者】
許浚 奉敎撰
【刊行】
朝鮮木版本
※刊年の明記は確認できません。写真上では後刷・後印の木版本と考えられますが、詳細な年代鑑定は行っておりません。
【寸法】
約 21.5cm × 35cm
【状態】
古いものですので、経年によるヤケ、シミ、汚れ、水シミ、虫損、角傷み、表紙傷み、綴じ糸の緩み、擦れ、折れ、墨汚れ等があります。
本文は写真の通り概ね判読可能です。
状態は画像をよくご確認ください。
古書・古文書にご理解のある方のみご入札をお願いいたします。
学術資料・鑑賞資料・収集品としての出品であり、医療目的での使用を意図するものではありません。
古い商品のため、ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
領収書が必要な場合は、落札後にお申し付けください。
発行対応いたします。
韓国から丁寧に梱包のうえ、追跡可能な方法で発送いたします。