🔥レア 1940s 刻印 極美品🔥 Vintage Fire-King Restaurant Ware G215 6oz ストレート Dハンドル エキストラヘビー ジェダイ

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Описание


Product Description


1940s Fire-King Restaurant Ware G215 6oz Straight-Sided Cup (Extra Heavy)


コマーシャル・ユース (業務用食器) として、1948 年に発表された「Restaurant Ware (レストランウェア) 」シリーズ Straight Cup (ストレート・カップ)です。

  最も、コーヒーカップらしい、フォルムで、容量 6 オンス(約 180 ml)と他のマグと比べると小ぶりですが一般的な使いやすいサイズです。


1. 正しい製造年は「1948 年〜1950 年」の約 2 年間

コレクターにお馴染みの『Fire-King』筆記体ロゴは、1948 年に商標登録の申請が行われ、1950 年に正式に承認(アプルーブ)されました。したがって、この筆記体ロゴが刻印された『OVEN Fire-King WARE』および『OVEN Fire-King GLASS』の初期刻印マグや、同 1948 年に発表された『Restaurant Ware(レストランウェア)』シリーズの製造期間は、1948 年〜1950 年の約 2 年間に限定されます。この事実はアメリカ市場において公式かつ広く認知されています。

業務用(レストランウェア)として設計されており、衝撃に耐えうる肉厚で頑丈な作りが特徴です。単体での使用に加え、米国市場で一般的な6インチソーサー(型番「G295」)と組み合わせて「カップ&ソーサー」セットとして使用することも想定されています。

同時代のより大きな 8オンスの Dハンドルマグの重量が通常 230g〜260g であるのに対し、本品は 299gという重量があり、極めて堅牢な作りとなっています。


■ 特徴とデザイン

「G215 6オンス ストレートカップ」は、1948 年のコレクション発表時に初めて登場しました。

業務用食器に見られるような肉厚で重厚な「エクストラ・ヘビー」なミルクガラスで作られており、特に厚みのある縁(リム)が特徴です。

ハンドル上部には親指を自然に添えられるよう緩やかな窪みが設けられており、使いやすさと機能性を兼ね備えた人間工学的なデザインとなっています。

コンパクトで丸みを帯びた柔らかなフォルムと、特徴的な D 字型のハンドルは、まさにクラシックなコーヒーカップの典型とも言える佇まいです。

ミッドセンチュリー・モダン(MCM)やレトロなスタイルのコレクションに加えるのに最適な、素晴らしい逸品です。

容量は 6 オンス(約 180 ml)で、日常使いに適したサイズです。Fire-King を象徴する「ジェード・ライト(Jade-ite)」の柔らかなグリーンと、ミルクガラスならではの独特な質感が、ノスタルジックな雰囲気とレトロな温かみを醸し出しています。





2. 基本識別データ

 * 型番(Catalog No.): G215
 * 米国公式名称 : 6 oz. CUP (STRAIGHT)
 * 容量 : 6オンス(6 oz. / 約 180 ml)
 * 製造国 : アメリカ合衆国(USA Made)
 * カラー展開: 主に不透明な緑色の「ジェダイ(Jade-ite)」、および「ホワイト(White)」が確認されています。

3. 形状・サイズ(実測スペック)

米国セラーの現物検品によるサイズおよび構造の特徴は以下の通りです。
 * サイズ. : 直径 3 インチ(約 7.6 cm) × 高さ. 3. インチ(約 7.6 cm)
 * ボディ: 側面が底面から垂直に立ち上がる直胴(ストレート)型
 * ハンドル : 厚みのある堅牢な「C ハンドル(C HANDLE HEAVY THICK)」が採用されています。
 * 重量 : 299g(10.55oz)という数値は、1940年代における「理想的なレストラン用食器」を如実に体現する一品です。


4. 流通の形態

業務用(Restaurant Ware)として衝撃に耐える肉厚で重厚な作り(Heavy Duty)になっており、単体のマグとしての使用のほか、米国市場では型番「G295」の 6 インチ・ソーサーと組み合わされた「カップ&ソーサー(Cup & Saucer)」の形態で広く流通していました。





Condition and Details



■ 総合コンディション

・総合評価値:🔥 🔥 🔥 🔥 🔥 (★★★★★)


この「5 つ 🔥 」評価は、現在の状態を示す以下の 5 つの物的証拠に基づいた客観的な評価です。これらの証拠 (エビデンス) は、主観的な偏見を排除した目視検査と、見落としを最小限に抑えるための 🔍 デジタル再検証によって確立されています。(Ref : F-K/PB-01, TF-OG)

 1. 印字の完全性 (Print Integrity):該当箇所なし。

 2. 構造の完全性 (Structural Integrity) : ヒビ、欠け、および微細なフリーバイトなどないことを確認。

 3. 光沢の維持 (Optical Gloss) : 洗浄摩耗による曇り(マット化)がない鏡面状態を確認。

 4. 使用痕 (No Metal Marks) :内底にカトラリー (スプーンなど) による線傷や着色がないことを確認。

 5. 底面の健全性 (Base Condition) :接地盤の摩耗および塗装剥がれが極小であることを確認。

「底面・内部」と 「表面・側面」 の両方から検証された、以下のすべての物理的エビデンスを統合した 「個体全体の最終判定」 です。





■ モールドナンバー 4: 製造起因による物理的痕跡( 練りムラ・ヘアライン )の確認

ミルクガラスの製造インフラが発展途上であった 1940 年代後半の製品特性として、ガラスの融解・成型時に発生する固有の痕跡が観察できます。

* 底面内側のうねり ( 練りムラ ): カップの底部を上から見た画像において、ガラスのタネが金型内で流動・冷却される際に生じた、年輪や波のような独特の練りムラが確認できます。 これは後年の均一なガラス製品には見られない、当時の製造技術を物理的に示す痕跡です。

* ヘアライン・ウェルディングマークの不在: ハンドル周辺や側面に、ガラスの合流地点で発生しやすい「 髪の毛状の細い線 ( ヘアライン ) 」 などの目立つ成型痕は確認できません。

ボトムスタンプ ( 刻印 ) の成型状態

* 刻印の明瞭さ: 底面の 『 OVEN Fire-King WARE 』 の 3 段構成、および最下部のモールドナンバー 『 4 』 は、金型からしっかりと浮き上がって成型されており、文字の潰れや薄れがなく非常に明瞭です。

* 接地部分の状態: 底面の平らな接地部分において、テーブルなどと擦れることで発生する「 引き摺り傷 ( スレ ) 」 や、黒ずみ汚れは確認できず、きれいに保たれています。


【備考】
※製造工程上で発生するミルクガラス製品が持つ特有の ホワイトスポット、フリーバイト、ヘアライン、ペイントロス、色ムラ、着色汚れなどの小さなものは、一般的に Anchor Hocking Fire King 食器の特性と判断されているため、コンディションに含まれておりません。

・工業製品ではありますが、当時の製造環境はほぼ手作りであったため、同じ製品であっても工場や生産ロットによって重さやガラスの厚み、時には色や形に個体差が生じます。それがヴィンテージの Fire-King 耐熱食器の魅力でもあります。





■ 価値に影響を与えるコンディション 🔍

 FIRE-KING 製品は、日常使いを目的として設計されているため、多少の摩耗や傷みが生じるのは当然です。 ざらつき、波紋、黒ずみ、へこみといった製造上のわずかな欠陥は、通常、価値に大きな影響を与えないヴィンテージの特性と判断されていますが、使用過程で起こる、リムの欠け、ひび割れ、その他の洗浄の摩耗や傷みなどは価値に大きな影響を与えることが多々ありますので、Fire-King 製品の価値を高める要因となるコンディションは重要です。

 価値を高める要因として、セットを完成させるために必要な希少性の高いアイテムでない限り、Vintage・Fire-King 製品のコンディションは、一般的に価値を高める上で最も重要な要素であり、年代刻印よりも価値に大きな影響を与えます。未使用に近く、欠け、傷、欠陥のない良好なコンディションのものは、より高い価値を持ちます。


■ プロヴェナンス (来歴) 管理

 将来にわたり、アイテムの希少性と資産価値を維持・高めていくために、「プロヴェナンス (来歴) 管理」は重要です。単なる購入ルートの記録ではなく、そのアイテムが持つ「本物である証拠」「品質の保証」「歴史の証明」の 3 つを一度に担保する最高峰のステータス要素です。そのため、これが備わっている個体は、時間の経過とともに他の一般的な流通品とは一線を画す希少性を持つようになります。


 
Identification of Markings and Dating



**Fire-King(ファイヤーキング)の刻印識別と年代特定に関する問題点**

本オークションの説明文では、米国市場で広く認知されている Fire-King のジェダイ(Jade-ite)製品について、刻印の識別方法や製造年代の特定方法を解説します。コレクターや販売者にとって、これらの刻印は、製品の製造時期や来歴を検証する上で極めて重要な手がかりとなります。

しかし、現在オンライン上で出回っている「刻印識別ガイド」や「年代特定チャート」(ディーラーやヴィンテージショップが作成したもの)には、一次資料による裏付けを欠いた情報や、根拠のない推測を事実であるかのように提示したものが散見されます。中には、単に検索トラフィックを稼ぐ目的で作成されたと思われるコンテンツもあり、こうした情報を鵜呑みにすることは、購入者の誤解を招くだけでなく、ヴィンテージ市場全体における年代特定に関する誤った認識を拡散させることにもつながりかねません。


裏付けのない情報を繰り返し掲載したり、出典を確認せずに転載したり、あるいは確立された知識であるかのように流布させたりする行為は、厳しく検証されるべきです。製品の年代や希少性が価格に直結する市場においては、これは特に重要な問題であり、年代特定における誤りを単なる「知識不足」として片付けることはできません。

Anchor Hocking(アンカーホッキング)社のヴィンテージ製品に関して言えば、現在の公式ウェブサイトの情報だけでは、個々の製品の製造年代や刻印の変遷を完全に特定するには不十分な場合があります。利用可能な資料にこうした限界があるからこそ、出典の検証や慎重な分析が不可欠なのです。しかし現実には、根拠に乏しい説明や矛盾する説が、販売業者のウェブサイトや、一般ユーザーによる安易な情報の「コピペ(コピー&ペースト)」を通じて繰り返し拡散されています。

本稿では、当時の広告、カタログ、商標登録記録、メーカー関係者の証言といった資料と、刻印や製品形状などの実物に見られる特徴とを照合し、そうした情報が流通する仕組みそのものを検証します。単に一般に流布している説明を繰り返すのではなく、資料によって裏付けられる事実と単なる推測とを明確に区別することが、本稿の基本的なアプローチです。


「ファイヤーキング・レストランウェア(Fire-King Restaurant Ware)」は、業務用に求められる耐久性を備えた厚手のガラス製品群であり、特に米国を中心とするコレクター市場で活発に取引されています。

本記事では、アンカーホッキング社(Anchor Hocking)が製造したレストランウェアの一つである「G215 6オンス・ストレートサイド・カップ(エクストラ・ヘビー)」を取り上げます。刻印、製造時期、実際の仕様、流通形態、商標登録記録、専門資料、そして米国市場における年代分類を分析・検証します。

特に重要なのは、刻印に含まれる「GLASS」と「WARE」という表記の違いです。日本では、これらを異なる年代のものとして分類し、「GLASS」の刻印の方が古く希少であると説明する情報源も見られます。一方、米国の専門資料やeBayの出品情報では、「GLASS」か「WARE」かに関わらず、スクリプト・ロゴ(筆記体ロゴ)が入った製品はすべて1948年から1950年の製造と分類されています。

以下のセクションでは、実際の市場で採用されている年代分類の慣習と、メーカーの公式記録によって裏付けられた事実とを区別して解説します。


1. 正確な製造期間は、1948 年から1950 年までの約 2 年間です。

米国の専門サイト『FireKing Grill』では、スクリプト体の「Fire-King」ロゴと「OVEN Fire-King WARE」という刻印が入った製品を、1948年から1950年の期間のものとして分類しています。

出典:
FireKing Grill — How to Identify Fire-King Jadeite Dish Markings

同サイトでは、この年代分類に該当するものとして、以下の刻印も挙げています。

 ・OVEN Fire-King GLASS
 ・OVEN Fire-King WARE
 ・Fire-King OVEN GLASS

さらに、米国の eBay などにおいても、「OVEN Fire-King WARE」の刻印が入ったジェダイ(Jade-ite)のマグカップが、1948 年から 1950 年の製品として出品されています。

* eBay など — ヴィンテージ Fire-King ジェダイ Dハンドルマグ(ロールリム)、19481950 年

* eBay など — 19481950 年 Fire-King ジェダイ Dハンドルマグ(グリーンのスクリプト・ロゴ)

これらの事例は、米国の資料および実際の二次流通市場において、「OVEN Fire-King WARE」のスクリプト・マーク(筆記体ロゴ)が入った製品が、1948 年から 1950 年の製造品として分類されていることを示しています。

したがって、本記事ではこの期間を、米国市場における標準的な分類として採用します。

ただし、特定のマークが実際に使用されていた具体的な期間は、商標の出願日や登録日だけでは特定できません。19481950 年という分類については、マークに関する資料と市場での分類状況の双方を考慮して判断する必要があります。


2. 基本識別情報

ブランド : Fire-King(ファイヤーキング)
製造元 : Anchor Hocking Glass Corporation(アンカーホッキング・グラス・コーポレーション)

 ・シリーズ :: Restaurant Ware(レストランウェア)
 ・アイテム : G215 6 オンス ストレートサイド・カップ
 ・表記容量 : 6オンス
 ・形状 : ストレートサイド・カップ(側面が垂直な形状)
 ・特徴 :エクストラ・ヘビー(肉厚、業務用仕様)
 ・素材 : Jade-it’d(不透明な翡翠色のガラス)
 ・主な用途 :レストラン、ダイナー、カフェテリア等での業務用食器

G215 は、このレストランウェア・カップを識別するモデル番号です。米国市場の交換用食器(リプレイスメント)市場では、「6オンス・カップ」としても販売されています。

参考:
Replacements, Ltd. — Anchor Hocking Jade-ite Restaurant Ware Older Cup & Saucer Set


3. 形状とサイズ(実測値)

米国の交換用食器市場に掲載されている、このタイプのカップの寸法は以下の通りです。

 ・高さ : 約 3 インチ(約 7.6 cm)
 ・最大幅 : 約 3 1/8 インチ(約 7.9 cm)
 ・容量 : 表記:6 オンス
 ・仕様 : ストレートサイド / エクストラ・ヘビー

参考:
Replacements, Ltd. — Restaurant Ware Older Cup & Saucer Set


4. 流通と用途

家庭用の装飾的な食器とは異なり、レストランウェアは、レストラン、ダイナー、カフェテリア、食堂、その他類似の施設で使用するために設計された業務用食器として販売されていました。 FireKing Grill は、1948 年を「レストラン・ウェア(Restaurant Ware)」シリーズの生産開始時期と位置づけ、同シリーズが長期間にわたり複数の異なるバックスタンプ(刻印)を使用していたと説明しています。

出典:
FireKing Grill — Restaurant Ware Jadeite Dishes: Fire-King Pattern Identification Guide

同サイトには、1950 年 6 月 3 日付の『ランカスター・イーグル・ガゼット(Lancaster Eagle-Gazette)』紙に掲載されたアンカーホッキング社の広告も紹介されています。この広告は、ジェード・アイト(Jade-ite)のFire-Kingレストラン・ウェアが業務用食器として販売されていたことを示す歴史的資料となります。

ただし、この広告はレストラン・ウェアの存在や業務用としての用途を裏付けるものではありますが、モデル番号「G215」の具体的な製造開始・終了時期や、「GLASS / WARE」という刻印の使用期間を特定する直接的な証拠とはなりません。


5. USPTO(米国特許商標庁)の公式商標登録記録

Fire-King の商標登録履歴には、以下の記録が含まれています。

Fire-King 商標

 ・シリアル番号:71440614
 ・登録番号:0388452
 ・出願日:1941 年 2 月 13 日
 ・登録日:1941 年 6 月 24 日
 ・初回使用日:1941 年 1 月 30. 日


Fire-King 商標(スクリプト・ロゴ)

 ・シリアル番号:71549603
 ・登録番号:0522575
 ・出願日:1948 年 2 月 13 日
 ・登録日:1950 年 3 月 21 日  ・初回使用日:1941 年 1 月 30 日

記録参照元:
Justia — FIRE-KING Trademark, Serial No. 71549603

これらの記録により、Fire-King 商標およびスクリプト・ロゴ版の商標に関する出願・登録の履歴を確認することができます。

しかし、商標登録日は、特定の刻印が施された製品の製造が開始または終了した具体的な時期を示すものではありません。さらに、登録記録には、「OVEN Fire-King GLASS」というマークが「OVEN Fire-King WARE」よりも先に存在していたことを示す情報は含まれておらず、また「GLASS」マークの製品の生産数が少なかったことを示唆する内容もありません。

したがって、商標に関する記録は、特定の生産時期や特定のマークに伴う希少性を裏付ける証拠とは区別され、ブランドおよびロゴの公式な歴史を記録したものとして扱われます。


6. 専門的な参考文献:

『The Collector’s Encyclopedia of Fire-King Glass』および米国の刻印に関する資料


Fire-King(ファイヤーキング)の刻印や製品を調査する際、コレクター向けの専門書や資料が長年参照されてきました。

関連する専門的な出版物としては、ジーン・フローレンス(Gene Florence)著『Anchor Hocking’s Fire-King & More: Identification & Value Guide』(Collector Books社、1998 年)などが挙げられます。

また、米国のガラス製品収集団体である National Depression Glass Association(全米デプレッション・ガラス協会)が発行した『Rainbow Review』1981 年 2 月号にも、Fire-King の刻印のバリエーションに関する情報が掲載されています。

出典:
National Depression Glass Association — Fire-King Ovenware, *Rainbow Review*, February 1981

同記事では、「Fire-King」の筆記体ロゴを中央に配し、その上部に「Oven」、下部に「Ware」と記された刻印の存在に加え、「Ware」の代わりに「Glass」と記されたバリエーションについても言及されています。

しかし、この記事では、「GLASS」の刻印が「WARE」の刻印よりも先に導入されたとは明記されておらず、「GLASS」刻印の製品の生産量が少なかったことについても触れられていません。

したがって、単に刻印の存在やバリエーションを確認しているだけの資料と、各刻印の具体的な製造時期や希少性を裏付けている資料とを区別する必要があります。


分析と検討事項

本製品の製造時期を特定する際には、商標登録日だけでなく、刻印そのものに関する米国の専門資料や、実際の市場における製品分類も考慮に入れることが重要です。

「Fire-King Grill(ファイヤーキング・グリル)」シリーズに関しては、「OVEN Fire-King GLASS」および「OVEN Fire-King WARE」の刻印(いずれも筆記体ロゴを使用)が、ともに 1948 年から1950 年の生産期間に分類されています。米国の eBay などでは、「WARE」刻印のあるジェード・ライト(Jade-ite)製マグカップも、同時代の製品として流通しています。したがって、米国市場における年代分類を検討する際、「WARE」の刻印を 1948 年から 1950 年の期間に割り当てる分類法を無視することはできません。

しかし、ここで検討した資料だけでは、「GLASS」の刻印と「WARE」の刻印のどちらが先に導入されたのか、あるいは両者の生産量にどの程度の差があったのかを断定するには不十分です。


7. 日本における「1950 年代説」と、米国市場のデータおよび公式記録との検証

7-1. 日本で流布している年代分類説

日本の小売業者や製品説明においては、「OVEN Fire-King WARE」の刻印を1950年代のものとする見解がしばしば見られます。

Mamechico Fashion and Vintage:「WARE」の刻印を 1952〜1955 年頃のものとしています。
Fire-King Sapporo (Fun Call):「WARE」の刻印を 1951〜1955 年頃のものとし、「GLASS」の刻印はそれ以前のものとしています。
Freeland:「WARE」の刻印を1950 年代のものとしています。

これらは、現在日本で流布している年代分類説の例です。しかし、これらの説明だけでは、その分類がアンカーホッキング社の製造記録に基づいているかどうかを確認することはできません。


7-2. 米国市場で採用されている年代区分

米国の FireKing Grill は、筆記体ロゴのみの「OVEN Fire-King GLASS」と「OVEN Fire-King WARE」を、ともに 1948〜1950 年の区分に掲載している。

さらに、米国 eBay でも WARE 刻印の Jade-ite マグが 1948〜1950 年の製品として掲載されている。

eBay — Vtg Fire King Jadeite Mug D Handle Rolled 19481950
eBay — 19481950 Fire King Jadeite D-Handle Mug Green Script Logo

ここで重要なのは、eBay の年代表記を単なる出品者個人の意見として片づけることではない。実際の米国市場で商品がその年代に分類され、売買の対象となっていることが、現在の流通市場における年代認識を示している。

米国市場の取引情報と専門資料の双方に 1948〜1950 年という区分が見られる一方、日本国内では同じ WARE 刻印を 1950 年代とする説明が存在する。この違いは、両市場の年代認識を比較するうえで重要である。


7-3. GLASS 刻印は WARE 刻印より古く、希少価値が高いのか

日本国内では、GLASS 刻印を WARE 刻印より古いもの、また希少性の高い刻印として説明する例がある。

しかし、米国の FireKing Grill は、筆記体ロゴのみの GLASS と WARE を同じ 1948〜1950 年の区分に掲載している。1981 年の National Depression Glass Association の記事も両方の刻印の存在を記録しているが、GLASS のほうが古い、あるいは生産数が少ないとは述べていない。

したがって、確認できた米国の専門資料からは、GLASS 刻印を WARE 刻印より古いものと確定することはできない。


7-4. メーカー公式記録・公的記録の確認

今回確認した資料の範囲では、Anchor Hocking の製造記録や公式カタログ、米国商標登録記録に、次の点を明示した資料は見つかっていない。

  GLASS 刻印が WARE 刻印より先に導入されたこと。
  GLASS 刻印の生産数量が WARE 刻印より少なかったこと。
  GLASS 刻印を希少品として公式に位置づけていたこと。
  GLASS 刻印と WARE 刻印の製造期間を、刻印別に確定できること。

これは、両刻印に実際の年代差や生産数量の差がなかったと証明するものではない。現段階では、その違いをメーカー公式記録または公的記録によって確定できる根拠が見つかっていない、という意味である。


7-5. 分析と考察

オンライン上では、「OVEN Fire-King WARE」の刻印がある製品は、単に「1950 年代の製品」と一括して説明されることがよくあります。しかし、当該製品を検討する際には、米国の専門ウェブサイトで用いられている年代分類や実際の取引市場における認識を確認することに加え、「GLASS」と「WARE」という刻印の違いに関連する年代差や希少性の主張を裏付ける証拠を検証することが不可欠です。


7-5. 米国の専門ウェブサイトによる年代分類と取引市場における認識

米国の専門ウェブサイト「FireKing Grill」では、「OVEN Fire-King WARE」および「OVEN Fire-King GLASS」のスクリプト体(筆記体)の刻印がある製品を、いずれも1948年から1950年の製品として分類しています。さらに、米国の eBay などの市場においても、「WARE」の刻印がある製品が「1948~1950 年」という年代表示で販売されている事例が見受けられます。

これらの事例は、米国の専門サイトや実際の取引市場において、両タイプが同じ時代の製品として扱われていることを示しています。したがって、「WARE」の刻印がある製品を一律に「1950 年代の製品」と定義づけるのであれば、米国で採用されている年代分類との整合性を考慮する必要があります。

7-6. 商標登録日と実際の製造期間の区別

米国特許商標庁(USPTO)の公式記録により、筆記体ロゴの商標出願は1948年に行われ、1950 年に登録されたことが確認されています。しかし、商標の出願日や登録日そのものが、特定の刻印を持つ製品の製造期間を1948年から1950 年までの 2 年間に限定していたことを証明するわけではありません。

その結果、商標登録の時期と、実際の製造期間や金型変更の時期とは区別して考える必要があります。同時に、この区別によって、米国の専門サイトや市場で用いられている「1948~1950 年」という年代分類が無効になるわけでもありません。市場で定着している年代の区分と、メーカーの製造記録から直接確認できる事実とは、それぞれ異なる種類の情報として扱うべきです。

7-7. 「GLASS」刻印と「WARE」刻印の年代差および希少性に関する説明の検証

日本のヴィンテージ市場では、「GLASS」刻印の方が「WARE」刻印よりも古い、あるいは「GLASS」刻印の方が希少で価値が高いといった主張をしばしば目にします。しかし、今回調査した米国の専門情報源や販売事例では、両タイプとも 1948~1950 年の製品として分類されています。

少なくとも本分析で確認した資料の範囲内においては、「GLASS」刻印が「WARE」刻印よりも古い、あるいは希少性が高いという主張を裏付ける証拠は見つかりませんでした。したがって、もし両者を年代や希少性の違いに基づいて区別し、その区別を製品の付加価値の根拠として提示するのであれば、その説明を裏付ける資料が提供されているかどうかが、検証の重要なポイントとなります。

7-8. 結論

本調査では、日本の小売業者の間で頻繁に主張されている「『OVEN Fire-King WARE』の刻印は 1950 年代のものである」「『OVEN Fire-King GLASS』の刻印は『WARE』より古く、したがって希少である」といった説を裏付けるような、米国の製造元による公式記録(公式カタログや刻印別に分類された製造記録など)を確認することはできませんでした。

それどころか、米国の専門サイト『FireKing Grill』では、「OVEN Fire-King GLASS」と(スクリプト・ロゴのみが記された)「OVEN Fire-King WARE」の双方が、1948 年から1950 年の期間のものとして分類されています。さらに、米国のeBay市場においても、「WARE」の刻印がある製品 は1948 年から 1950 年の品として流通しています。

したがって、本調査で確認された資料に基づけば、日本で流布している説――具体的には「WARE」は 1950 年代のものとする説や、「GLASS」の刻印の方が古く希少であるとする説――は、米国の関連一次資料や製造元の公式記録による裏付けを欠いています。

少なくとも、これらの主張を確定した事実として扱うことはできません。米国の専門的な情報源や実際の市場における年代分類の慣行を考慮すると、日本で一般的に語られている説明は、それを裏付ける文書が提示されない限り、年代や希少性に関して根拠のないものと見なすべきです。






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取引事項


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ただし、皆様同じではないと存じますので、ご参加を希望される場合は、お手数ですが入札前に質問欄よりご連絡をお願いいたします。ご連絡がない場合、入札を削除させていただく場合がございます。

【お取引の流れとお約束】
お互いの評価を下げることなく、双方にとって気持ちの良いお取引を目指しております。落札後のキャンセルは承っておりませんので、ご不明点や追加画像のご要望がございましたら、必ずご入札前にお気軽にお問い合わせください。

* 落札後12時間以内:取引情報の入力
* 落札後24時間以内:お支払い手続き
* ご入金確認後3日以内:商品の発送


商品到着後は、速やかな「受け取り連絡」をお願いいたします。
お受け取りまで誠意を持って対応させていただきます。以上の条件にご同意いただける方からのご入札を、心よりお待ちしております。


■ 入札の前に下記のご確認とご了承下さい。
* 出品内容の確認: ご入札前に、出品説明と写真を必ずご確認ください。
*
* コンディションの判断: 商品のコンディションは個人の判断によるものです。年代等の表記に関しては、経験やアーカイブ資料等の情報源に基づいておりますが、必ずしも決定的なものではありません。
* 色味の差異: 素人撮影のため、掲載画像と実物とでは色味に差異が生じる場合がございます。また、モニターにより差異が生じる場合もあります。
* 品質へのこだわり: 未使用品、ユーズド品、自宅保存品です。完璧を求める方、神経質な方、細部に拘る方は入札をご遠慮下さい。

* 経年劣化: デッドストック及びユーズド品については、多少のキズ・ヨゴレ・経年劣化等についてはご了承ください。

* NC/NR条件: ノークレーム・ノーリターン条件でお願いします。ご入札と同時に出品説明に同意して頂いたものとさせて頂きます。

* 入札の制限: 評価の悪い方、取引に支障があると感じる不審な履歴の方は、出品者の判断で告知無く入札を削除させて頂く場合がございます。

* オークションのキャンセル: 金額が見合わない場合、終了直前または終了直後にオークションをキャンセルする場合がございます。

* 落札後の期限: 落札後24時間以内に「お支払予定日のメッセージ+取引入力」をお願いします。ご対応頂けない場合は落札者都合のキャンセルとさせて頂きます。
* 取引メッセージ: システムに従い円滑に進めるため、必要がない限り取引メッセージは控えさせて頂きます。

■ 発送・送料
* 正規送料: 落札者様負担の送料はヤフオク!に掲載されている正規の送料となります。実際の指定料金に基づいており、余分な割増・追加送料は発生していませんのでご安心ください。

* 配送方法: ヤフネコ!(宅急便)および ゆうパック(おてがる)(共に追跡・補償あり)に対応。

* 同梱対応: 同梱発送・複数の商品をまとめて発送することも可能です。

* 梱包について: 梱包には使用済みのダンボール、紙袋、緩衝材を再利用しております。見た目は少々劣りますが、安心・安全を提供するのに十分な大きさでコンパクトに丁寧に梱包を行います。

* 発送日程: 平日発送のみとなります。土日祝日は発送できません。

■ 備考・詐欺サイト注意
* 検索ワード: 商品カテゴリー『 / 』もしくは『 ☆ 』以降は、検索ワードになります。

* 価格設定: 開始入札額と即決価格は不定期に見直しています。

* 限定取引: ヤフオク以外での取引は一切行っておりません。

* 詐欺サイト注意: 当方の画像と説明文を無断転載し、値引き表示している詐欺サイトにご注意ください。一切関係は御座いません。


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