オマスパラゴン(OMAS Paragon) 12面体ファセットモデル
Paragon / 557/F / Bordeaux celluloid / GT / 18K F と思われます。
OMAS(Officina Meccanica Armando simony = アルマンド・シモーニ工房)はイタリア・ボローニャで1925年に創業し2016年に廃業しました。 かつてはイタリアのペンの御三家と言われた時代もあり、一度LMVHの傘下企業となり、その後廃業に至りました。しかし、そんなOMASが、2023年に再び復活を遂げ、日本でも流通が、再開されたそうです。
「パラゴン」は、オマスの創始者アルマンド・シモーニが、ギリシア神殿の円柱をモチーフにデザインした「正12角形」のボディが特徴的なモデルです。かつては、同じ「正12角形」で一回り小さい「ミロード」、さらに小さい「スモール」も存在したそうです。
10年ほど前に、オークションで入手いたしました。
イタリア製万年筆は、優美なデザインと重厚感で、他を圧倒しています。
ビスコンティ(Visconti)やアウロラ(Aurora)など有名なメーカーがある一方で、オマスのような流通量がやや少ないものもあり、機会があれば、入手したいと希望していました。
手にすると、やや大ぶりな「正12角形」のボディと金色のクリップが目を引きます。キャップを開くと、金装飾と大型のペン先が印象的です。
インクボトルに先端を浸し、本体下部にある内蔵のピストンを回転させると、かなりの量を吸入しているのが分かります。試筆してみると、ペン先がしなり、しなやかな書き心地に驚きます。字幅は「F」ですが、インクフローに問題はなく、かなりしっかりとした文字が書けます。
出品にあたり、調べて分かった点を列挙します。
〇 全長約147mm(収納時)
〇 ボディ 深い紫がかったワインレッド色のセルロイド製 ボディもキャップも12面のファセットカット
〇 クリップ バネ式のローラークリップ 金色
〇 ペン先(ニブ) 18K刻印とOMASロゴ
〇 字幅 側面に F の刻印
〇 キャップ ねじ込み式 キャップリングに OMAS とメアンダー模様(ギリシャ文様)
〇 インク吸入 ピストン吸入式で、底の部分を回転させて、ペン先より吸入します
専門家ではないので、もし間違っていたら、ご容赦ください。
しばらく、実使用いたしましたので、細かい傷等がございます。
素人清掃ですが、水洗の上、プチプチに包み、段ボール箱に入れて、ご送付いたします。