【 「幻」の特級 】
「ドメーヌ・シルヴィ・エスモナン」は、
ジュヴレ・シャンベルタンを代表する名門であり、
彼らが手掛けるジュヴレ・シャンベルタン 一級畑
「クロ・サン・ジャック」は、特級に匹敵すると言われます。
極めて極めて高い評価を浴び続ける、
知る人ぞ知る「超」「超」実力派ドメーヌの
幻の特級畑「クロ・サン・ジャック」の出品です。
孤高の天才「アルマン・ルソー」に次ぐ1.6haの主要所有者であり、
エレガントで洗練されたスタイルを得意とします。
Clos Saint-Jacques(クロ・サン・ジャック)は、フランス・ブルゴーニュ地方ジュヴレ・シャンベルタン村に位置する一級畑。
ジュヴレ・シャンベルタンの一級畑の中でも最も高く評価され、
特級畑(グラン・クリュ)に匹敵するとみなされることも多い特別な区画です。
区画全体の面積は約6.7haと小さく、
現在この畑の葡萄を手掛ける生産者は
「アルマン・ルソー」
「シルヴィ・エスモナン」
「ルイ・ジャド」
「ブリュノ・クレール」
「フーリエ」
の5つのドメーヌのみ。
歴史もドラマチックで、巡礼路の伝説から格付けを巡る逸話まで、このワインには数々の物語が隠されています。
クロ・サン・ジャックという名称には巡礼の時代からの伝説が秘められています。
昔、この畑で聖ヤコブ(聖ジャック)像が発見され、そこがサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の休息地となっていたことから、
この名が付けられたと言われます。
ちなみに「クロ(Clos)」とはフランス語で石垣(囲い地)を意味し、
この土地を開墾した修道院が
『優れた畑の目印』
として石垣で囲んだことに由来します。
クロ・サン・ジャックのボトルを開けるときにはそんな歴史ロマンに思いを馳せることができるでしょう。
クロ・サン・ジャックには、
『幻の特級畑』
とも呼ばれる、格付けにまつわる秘話があります。
1930年代にブルゴーニュで特級(グラン・クリュ)の公式格付けが制定された際、
本来ならクロ・サン・ジャックも特級に昇格しても遜色ありませんでした。
しかし当時この畑を単独所有していたモンシュロン伯爵は熱烈な王党派で、
『共和制政府の格付けになど自分のワインを組み込みたくない』
と申請書提出を拒んだのです。
伯爵は審査会で尊大な態度をとって顰蹙を買ったとも伝えられ、
その結果誰も代わりにこの畑を推薦せず、
クロ・サン・ジャックは公式には特級を逃して一級のままとなりました。この経緯から
クロ・サン・ジャックは
『幻の特級畑』と称されるようになり、
実質的には特級と同等の扱いを受けてきました。
実際、ブルゴーニュの専門家たちもクロ・サン・ジャックは他の一級より抜きん出ており
『名前以外は特級と変わらない存在』
と評価しています。
その後モンシュロン伯爵が亡くなると、1954年に畑は売却・分割され、
ドメーヌ・アルマン・ルソーやフーリエなど現在の複数の所有者に受け継がれていきます。
こうした歴史のドラマもまた、クロ・サン・ジャックというワインの奥深い魅力になっているのです。
2015年はブルゴーニュの歴史に刻まれた
伝説的な「超」偉大年。
まったく選果の必要がないほど健全な特級ブドウが収穫されました。
凝縮感と豊かさ、美しさとミネラル感が共存した真の優良年です。
複雑味に溢れてテロワールが表現された素晴らしいヴィンテージ。
エスモナンがリリースするワインの中でも最高のヴィンテージであり
最も長寿になる可能性があると評価されます。
今後の長期熟成ポテンシャルを秘めた出来栄えです。
ブドウ品種は、ピノノワール100%
熟成10年の昇り盛りの1本は、
専門誌評価も軒並み高く
Neal Martin / Wine Advocate94〜96点
Jeannie Cho Lee MW 95点
Burghound / Allen Meadows 94点
Vinous / Stephen Tanzer 94点
Vinous / Neal Martin93点
Jancis Robinson MW 18 / 20点
と圧巻です。
最大の所有者「アルマン・ルソー」のクロ・サン・ジャックは、
40万円超の価格が付く高嶺の花ですから
シルヴィ・エスモナンのクロ・サン・ジャックは、
見つけたら『即買い』の1本と言えます。