15x110 実視界6度(見掛視界90度) 瞳径7mm ロシア対空双眼鏡(天文用) ジャンク
笠トレより、SUPER BINO 15x110として販売されていたロシア製対空双眼鏡の鏡筒本体です。
画像のHF経緯台と汎用プレート,アリミゾ金具は撮影用のもので付属しません。
元々軍用の監視用双眼鏡で雪面での使用にも適合するようコーティングがなされていましたが
これが天文用にもマッチしていたらしく妙にコントラスト高くアンドロメダ大星雲の見えには驚きました。
元軍用ですのでアイピース内にガラスのレチクル板が装着されていましたが天文用にはじゃまなので
外しています。そのままではピントが合わなくなるのでMC PROTECTERを装着してあります。
笠井の元商品には大型操作ハンドルや三脚と架台が付属していましたが、それらも付属しません。
製品スペックとしては11cmですが、実口径は10-10.5cmかと思います。(11cmではオーバースペックですし)
光学系はクリアですが大きな問題があります。
この鏡筒は広視界スペックに見合った大型プリズムが用いられていますが、プリズムユニットのプリズム
同士は膠で接続されていました。これが経年劣化のため外れプリズムがバラバラになりました。
そこで黒のSUPER-Xにて応急的補修を行っています。これにより調整でピントを合わせられる範囲には
収まりましたが左右のピント位置に差が出ていますが現状観測はできています。
私見ですが、見る限りSUPER-Xによる接着はガラスを腐食させないようでまた、きれいに取り去ることも
できそうで、保守の腕に覚えのある方なら本格的にプリズムの修復ができるのではとも思われます。
そのような状態なので、お届けしたときに実用になるかはわからないこと、ご承知おきください。
軍用ゆえにフィールドでのメンテナンスが考慮されており左右鏡筒の光軸調整は画像4の機構により容易に調整できます。
(ゴム部分が痛んでいますが調整は可能です)
鏡筒はかなりのトップヘビーのため画像5の通りアリガタ金具の先に操作用Tバーを装着し交点位置にバランスウエイトを
付けています。Tバーの手持ち部にはスポンジが装着されていますが劣化していますので、100円ショップなどで適当な物
を見繕って工夫いただければと思います。
画像6のようにHF経緯台に乗せていたのですが、標準の汎用プレートでは高さも幅も不適合です。
画像7は一般的DIY店で売っている金具を用いて適合させている参考画像です。これで十分な強度が得られています。
フードは可動式となっています。
対物キャップが付きますがゴム部分が劣化で割れています。
ミリタリー好きの方には観賞用にも良いかもしれません。
いずれにせよジャンクですのでNCNRでお願いします。
(2026年 9月 27日 9時 53分 追加)プリズムボックスまわりに黒いシートが貼ってあるのは、冬冷たくないようにで、剥がしても問題ありません。