① 商標問題が生んだ、極めて製造期間の短い「千三代」銘 昭和22年に正統なる「三代目千代鶴延国」を襲名した落合宇一氏ですが、昭和20年代中頃、問屋側の商標登録問題により、一時的に「千代鶴」の銘を大々的に使えなくなるという無念の事態に追い込まれました。 その際、「自分は間違いなく千代鶴の三代目である」という職人の強烈なプライドを込め、限られた期間のみやむを得ず打っていた幻の銘こそが、この**「千三代」**です。後段になり再び千代鶴銘が使えるようになるまでのごくわずかな期間しか作られていないため、現存数は極めて少数です。
② 激レア事実:延国の最高峰を証明する「三水(小判型)」刻印 さらに驚くべきことに、本刃には「千三代」の銘とともに、落合宇一氏の最高傑作の証である**「三水」の刻印**がハッキリと、しかも**大変貴重な【小判型】**で打ち込まれています。
③ 誇り高き裏金「三代目千代鶴」銘の組み合わせ 付属する裏金には、これぞ本物の証明と言わんばかりに**「三代目千代鶴」**の銘が刻まれています。 商標問題に抗いながらも、刃と裏金を通じて「千代鶴の正統なる三代目」であることを強烈に主張した、当時の熱い職人魂がそのまま宿っているかのような、鳥肌が立つほどの完璧な組み合わせです。