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+---商品につきまして---+
1912年頃、欧米向け高級輸出磁器として制作された、
オールドノリタケのカップ&ソーサーを出品いたします。
こちらのシリーズは、本品で最終となります。
鮮やかでありながら深みのあるエメラルドグリーンの地色に、
惜しみなく施された重厚な金彩装飾が目を惹く、非常に華やかで格調高い一客です。
装飾には、オールドノリタケらしい繊細なヴェルミセリ(Vermicelli)文様と、
格子状のキルテッド(Quilted Lace)パターンが巧みに重ねられ、
優雅なスクロール装飾のカルトゥーシュ(装飾枠)の中には、
可憐なエナメル彩の花々が丁寧に描かれています。
一筆一筆が手仕事によるものであり、
細部にまで宿る緻密な装飾からは、当時の職人技術の高さが感じられます。
また、本作の魅力のひとつが、花びらを思わせる優雅な輪花形(りんか)のフォルムです。
カップ口縁からソーサーに至るまで、美しく波打つようなシルエットが施され、
重ねた姿は、まるで一輪の花が咲いたような華やかさを感じさせます。
縁やハンドルに施された豊かな金彩は、
光を受けるたびに繊細な陰影と立体感を生み出し、
当時の輸出向け高級磁器ならではの贅沢な手仕事をご堪能いただけます。
カップ内部に施された細密な金彩装飾など、
細部にまで美意識が注がれている点にも、
当時のノリタケが欧米市場へ向けて送り出した、
高級磁器としての格調が感じられます。
バックスタンプには、1912年頃のオールドノリタケに見られるグリーンマルキ印が入っています。
明治後期から大正期にかけて、
日本の陶磁器は欧米市場へ輸出され、
ノリタケもまた、高級輸出磁器として世界で高い評価を受けました。
本作にも、日本ならではの繊細な装飾技術と、
西洋文化を意識した優雅な意匠が色濃く表れています。
海を渡り、長い年月を経て日本へ戻ってきた、
“里帰りノリタケ”ならではの魅力をお楽しみくださいませ。
+---コンディション---+
100年以上を経たアンティークとして、
良好な状態を保っており、
華やかな装飾を十分にお楽しみいただけるコンディションです。
一部エナメル彩、金盛に、製造時によるものとみられるわずかなムラが見られます。
またハンドルに擦れが見られます。
欠け・ヒビ・修復歴などの大きなダメージは見受けられません。
また、手仕事による個体差等につきましては、
アンティーク陶磁器ならではの味わいとしてご理解いただけますと幸いです。
+---サイズ---+
・カップ:口径 約6.5cm
・高さ:約5.8cm
・ソーサー:直径 約12.5cm
※多少の誤差はご容赦ください。
アンティーク品としてご理解いただきましたうえでご検討いただき、
気になる点がございましたら、お気軽にご質問くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
NDG-6