【 1997年の大成功作 】
その圧倒的な品質の高さと安定感から
『メドック格付け第一級シャトーに繰り上げを』
と言う声も聞かれるほどの有力シャトー「レオヴィル・ラス・カーズ」。
構造、豊かさ、奥深さ、フィネスがこれほどまでに完璧に折り合うワインは、
ボルドー数多くあれど滅多に出逢えない稀有な存在。現代における評価は、
『五大シャトーと同格』
格付けの見直しがあれば真っ先に第一級に昇格されるだろう
『六番目の一級シャトー』
『サンジュリアンの王』
それが、レオヴィル・ラスカーズです。
ラスカーズはそのクオリティに反してまだまだ価格は良心的。
五大シャトーが近年軒並み価格高騰する中でも、その
1/3から1/4の投資だけで手に出来る
ラスカーズは「超」「超」お得な穴場シャトー。
当地サンジュリアン村は、カベルネの聖地メドックのちょうど中央に位置し、
正統派ボルドーを継承する「グリュオ・ラローズ」や「デュクリュ・ボーカイユ」などが隣り合うエリア。
ジロンド河沿岸に向かってなだらかに傾斜した地形と砂利質土壌のおかげで水捌けが抜群に良く、
また広々とした平地の為に日照、風通しとも大変に良好。
『ワイン造りの全ての条件が揃う』
期待をはずす心配のない偉大なアペラシオンです。
またヴィンテージの影響を受けづらい環境でもあり、
こういった恵まれた土地の恩恵が「親密感」と「安堵感」を与えてくれるボルドーと言われる所以です。
ラスカーズの個性を際立たせる最大要因は、ポイヤックの巨頭であり五大シャトーの
『ラトゥールとも地続きの畑を有する点』
高台の最も砂利層が厚く水捌けの良いカベルネ・ソーヴィニヨンの最適地と言われます。
優美なサン・ジュリアン・スタイルよりは、むしろポイヤック的な「緻密さ」と「重厚感」を憶えるのが特徴です。
1997年のボルドーは収穫前の天候に恵まれた当たり年。
暑い日が多かった為にブドウの成熟が早く、穏やかな酸と甘いタンニンが特徴の
グレート・ヴィンテージとなりました。
凝縮したブドウより生み出されたラスカーズは、
ボルドーらしい品格に生き生きとした鮮度が加わった驚くべきバランスを兼備。
サンジュリアンのベストワインに見事選出されました。
評論家ロバート・パーカーも、「ヴィンテージを代表する成功作」として、
『A star of the vintage(この年を代表するスター)』と大絶賛。
ブレンド比率は、
カベルネ・ソーヴィニヨン 74%
カベルネ・フラン 13.5%
メルロ 9%
プティ・ヴェルド 3.5%
と、ラスカーズらしく、カベルネ主体でクラシックな構成。
凝縮度も素晴らしく、長期熟成型のポテンシャルです。
別格の優れた構造を備え、全てにおいて完璧な王のワインは
40年以上の長期の貯蔵を可能にします。
熟成20年に迫る、今まさに飲み頃に差し掛かったベスト・タイミングの1本です。