アリーギ、ゴネッリ/オルガン・ソナタ集

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1-16. ヤコポ・アントニオ・アリーギ(1704-1797)/オルガン・ソナタ第1番~第16番
17-20. ジュゼッペ・ゴネッリ(1685-1745)/オルガン・ソナタ第1番、第6番、第11番、第12番


ダヴィデ・ポッツィ(オルガン)

録音:2004年10月25-26日、クレモナ県ヴァイアーノ・クレマスコ、聖コルネリオ&チプリアーノ教会

MV cremona【イタリア輸入盤】

ヤコポ・アントニオ・アリーギ(1704-1797)のオルガン・ソナタ集をメインに、ボーナス・トラックとしてその師であるジュゼッペ・ゴネッリ(1685-1745)のオルガン・ソナタをカップリングしたアルバム。両作曲家の全収録曲が世界初録音です。ゴネッリはカトリックの司祭であり、1708年からクレモナ大聖堂のオルガニストを務めました。彼の活躍ぶりは同時代の記録にいくつも残っており、ミサ曲や詩篇、アンティフォン、モテット、カンタータ、オラトリオなど幅広く作曲したようです。ソナタ形式の原型が作られた時代のゴネッリのオルガン・ソナタは、それぞれ1~3分の短いもので、愛らしいリズムと親しみやすいメロディに満ちています。
一方のアリーギはクレモナ近郊のヴィアダーナに生まれ、クレモナで大聖堂楽長だったゴネッリに師事し、その職を受け継いだオルガニスト。アリーギは、J・C・バッハやミスリヴェチェク、モーツァルトらに厳格対位法を指導したことで歴史に名を残しているジョヴァンニ・マルティーニにも師事し、当時の最先端の音楽を学びました。1745年にクレモナ大聖堂カペッラ・デラ・ラウディのオルガニストに就任し、1777年からは大聖堂楽長職も務め、約37年間もオルガニストの地位を守りました。アリーギは93歳というたいへん長寿であり、モーツァルトより50歳以上年上なのに彼より長生きしたため、後期バロック期から古典派までの音楽の変革を目の当たりにした人物です。実際アリーギがモーツァルトのオペラ「皇帝ティートの慈悲」の公演にも立ち会ったという記録も残っているそうです。アリーギの楽譜はヨーロッパ各地の図書館に散らばって散逸しているものの、クレモナには130曲以上のオルガン作品が収蔵されています。近年になってパドヴァの出版社アルメリンから編曲・出版され、ようやくアギーレのオルガン作品が日の目を見るようになりました。そのオルガン・ソナタは、師匠のゴネッリの比べればずっと自由闊達で華麗な音楽ですが、あくまでバロック的な教会音楽の範疇にあるものです。とはいえ、同時代のドイツのオルガン曲とは比較にならないほど明るく伸び伸びしたいかにもイタリアらしい音楽です。
演奏者のダヴィデ・ポッツィは、オルガンをロレンツォ・ギエルミとアンドレア・マルコン、チェンバロをラウラ・アルヴィーニとジャン=クロード・ツェーンダーに師事。ミラノ教会オルガニストを務めるほか、ラウラ・ソアーヴェ、ストラデッラ・コンソートといった器楽・声楽演奏団体と幅広く共演しています。未開封新品です。
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