デヴィッド・フォスターファン待望!ニール・ダイアモンドの88年作品が遂に復活!プロデュース/アレンジをデヴィッド・フォスターが手掛け、スティーヴ・ルカサー、デヴィッド・ペイチ、マイケル・オマーティアン、ロビー・ブキャナンら関連ミュージシャンがオールスター参加した全AORファン・マストな傑作!
ニール・ダイアモンドが1988年暮れに発表した本作、『The Best Years Of My Lives』。ここではシーンを代表するプロデューサーがニールをバック・アップしている。改めて言うまでもなく、デヴィッド・フォスターその人だ。フォスターも1970年代後半から今日まで途切れずにヒットを出し続けるポップス界の大御所プロデューサーだが、年齢的に見ると現在まだ62歳だからニール・ダイアモンドよりは10歳近くも若い存在となる。フォスターはこれ以前にもニールの作品に関わっており、ある意味、気心の知れた関係だったかもしれない。バート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー&ニール・ダイアモンドとの共同名義ではあったが1982年の『Heartlight』でプロデューサーとしてクレジットされ、オリジナル・アルバムとしては本作の前作にあたる86年の『Headed For The Future』でも2曲を担当。基本的にニール・ダイアモンドは自作自演のアーティストなので、収録する曲をプロデューサーの楽曲収集能力に委ねる、あるいは共作者の才能に託す、といったタイプでは決してないが、それでも、曲が書けて、演奏・アレンジも任せられるフォスターは適任中の適任。当時既にアルバム全編ではなくその中の1~2曲のみをプロデュース、というスタイルが多かったフォスターながらニールの強い押しがあったのか、アルバム全編という深い関わりを持つことになった。
全体的なサウンドは決してデヴィッド・フォスターのご意見番的なAORではないが、フォスターならではのツボを得たプロダクションがなんとも聴き易い仕上がりになっている。特にファースト・シングルに選ばれるだけあり「This Time」でのドラマティックな旋律は今なおマイ・フェイヴァリッツの1つであり続ける。またトレイシー・チャップマンとはひと味違ったサウンドを築き上げた「Baby Can I Hold You」も透明感溢れる奥行き、オーガニックな世界観が特筆もので、カヴァーする価値を十分に見いだせる。フォスターのバラード好きには8曲目の「Countin’ Disaster」が必聴であり、また変わったところではニール&フォスターの共作とは思えないハード・ロック・チューン(!)「Take Care Of Me」もこの時代ならではの産物として楽しむことが出来る。~解説より
解説:中田利樹
帯・解説付き国内仕様盤
原盤: COLUMBIA / CK45025
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