斑入りのムカデラン(仮名:紀伊牡丹)と、石鎚山の酔白花、高知県の白花の3点セットです。
詳細はそれぞれ下記の通りです。
■斑入りのムカデラン(仮名:紀伊牡丹) ※商品現物は画像6・7
この品種は平成後期に和歌山県と奈良県の県境にて、趣味家によって発見されたものです。
20年近く前に一度売りに出された際に一目惚れして、
10年ほど前に代金を用意し、発見者の方に頼み込んで譲っていただきました。
斑の出方は大覆輪や源平・牡丹芸・黄葉など様々で、ピンク根(画像2参照)や白根も出ます。
全体としてはキバナノセッコクの「神衣」や、富貴蘭の「金牡丹」のような芸です。
現地の方々はムカデラン牡丹芸と呼ばれていました。
変異が少ないムカデランとしては、殿堂入りと言ってもいい個体ではないかと思ってます。
陽の採り方によっては柄が多少暗むこともありますが、これまで10年近く育てて青に戻ったことは殖え芽も含め一度もありません。
画像3は今年成長した親株の枝ですが、昨年は暗んでいた部分から最上柄が出てきているのが確認できます。
今回の出品株は根も十分な大きい木一本です。
下の葉はかなり鮮やかな斑が出ています。
■石鎚山の酔白花ムカデラン ※商品現物は画像8
こちらは珍しい産地明確な酔白花のムカデランです。
同じ坪で純白と酔白が見つかったそうで、採集者の方から6年ほど前にセットで分けていただきました。
純白花は非常に性質が弱く、何年経っても増えずに1芽のままなのですが、
この酔白は通常のムカデランと同じくらいには増えます。
ちなみに採集者の方いわく「酔白の方が赤点が乗って純白より奇麗だよ」とのことでした。
花も見たのですが、鈴木園芸さんのところの柱頭に赤点の乗るタイプの白花ムカデランとあまり見分けはつきませんでした。
(すみません、写真も撮った記憶があるのですが、見つからず…)
来季開花するであろう大きな1芽の出品です。
■高知県の白花 ※商品現物は画像9
最も古いムカデランの白花と思います。
高知県の鈴木園芸さんが「ムカデラン白花」として世界らん展で販売されていたものです。
最近は奈良県産の白花が一気に出回るようになりましたが、逆にこちらの白花は殆ど見なくなった気がします。
私見ですが、こちらの方が奈良県産のものより白が鮮やかで、花形も良い印象です。(純白ではないのが玉に瑕ですが…)
出品物は開花には1作2作かかりそうな、ちょっと小さめの芽、5本です。
ヘゴの端っこにくっついてたのを全部ちぎりました。
最後に、ムカデラン自体はホームセンターでも目にしますし、
富貴蘭と同じく古い選別品種の増殖品ですので問題ないかと思いますが……。
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