ヘレンメリル国内吹込みシリーズの中でも極めて特異な内容で、オープニングの The thrill is goneからして妖気がタダ漏れで、バックの佐藤允彦、Gary Peacock、日野元彦の演奏はもはや歌伴の域を超越しています。二曲目のMy manに至っては、Karin Krogが憑依したかのような・・・と思いきや3,5曲目は時空のかなたから聞こえてくるバラードですっかり意識が遠のいてしまいます。とにかくバックの演奏がピアノトリオの演奏としても素晴らしく、スタンダードの独自の解釈が展開されて言葉を失ってしまいます。