ナショナル EF-740
EF-850とほぼ同じ内容で、マジックアイを取り除いて樹脂キャビネットにしたようなラジオ。
軽くて取り回しが楽なので、普段使いにはこういうラジオがいいのかもしれません。
明るくて大きなダイアル盤に好感が持てます。
ナショナルのFM機のなかで一番視認性が良いのではないでしょうか。
でもなぜ人気が出なかったのでしょうか?
割と大柄なのに色のトーンが単調すぎて、ボッテリと締まりがない印象です。
全体に占めるグリーン単色の比率が大きすぎるから、メリハリがないのでしょう。
そこで今回、基調色のグリーンとは異なる別のグリーンを配して、視覚効果を変えてみました。
新しいグリーンは、ダメージが大きかったキャビネット天面、側面に用いています。
さらに、トップコートのクリアを「梨地」にして変化を付けてみました。
多少ムラはあるものの、引き締まったルックスになったと思います。
本機は出力トランス断線により不動となっていた物です。
交換トランスは、同じサイズで元のスピーカーにそのままネジ止めができました。
但し、オリジナルより重量があって、巻線数が多そうです。
インピーダンスのマッチングは問題ありません。
必要なコンデンサ交換を行って再稼働となりました。
受信性能は良好です。
トランスの選択が奏功して驚くほど音に艶があります。
当地のローカル局 ラジオ関西(神戸)のプログラム ”ジャズフォニック・ラジオ”を2時間
たっぷり聴込んでサウンドチェック。
良く出来たと思います。