【初めにご注意】
出品ページ下方の【取引について】をご確認ください。また,入札の取り消しや落札のキャンセル,品物の返品はお断りします。
【出品物】
1/144のサルムソン・モアノ S.M.1の完成模型です。マーキングはフィクションです。
【実機の説明】
このサルムソン・モアノ S.M.1(Sal.1 A3)は,1916年,フランスの航空機設計者であり操縦士でもあったルネ・モアノが設計した3座の長距離偵察・爆撃機です。1916年に初飛行と,軍の試験を通り,1917年から生産・配備が始まっています。
第1次大戦中に固定式星型エンジンが採用されること自体が珍しかったのですが,この機体には自社製エンジンの水冷の固定式星型240馬力9A2cが1基搭載されていました。ユニークなのはその配置です。エンジンは機首ではなく,スターボード側面の機体内部に設置され,長いドライブシャフトとベベルギアによって左右の翼に配置された二基のプロペラに分配するという1発双プロペラという変態機です。
見た目から想像できるように,非常に性能が悪く,操縦は難しかったそうです。機首の補助輪は着陸時の転倒防止のためで,当時の機体では時々みられます。 それでも,155機が製造されたとされていて,1918年まで使用された機体もあったようですが,前線での実用性は低かったようで,同社の失敗作の筆頭に挙げられます。それでも,パワー不足を補うために,機首の銃座とラジエターが撤去された機首部に,同じエンジンをもう1基追加した双発3プロペラというS.M.2が,1918年に1機だけ試作されています。
実はサルムソン社は日本とも馴染みが深く,発展型の同型エンジンを搭載したSal.2-A2が成功作として知られており,日本でもサ式2型(乙式1型)として川崎重工がライセンス製造し,その1号機が各務原の飛行場で初飛行しています。近年そのレプリカ機が製作され,「かかみがはら航空宇宙博物館」に展示されています。
【模型について】
1/144のレジンキットをベースに支柱や細部を自作しています。1/144としてはかなりレアな機体で,1/144コレクターの方向けの機体です。恐らくキット自体が日本には数個しか入っていないと思いますが,10年以上前に絶版となっています。
見ての通り,作るのが大変な機体なので,ずっと手を付けずにいましたが,意を決して完成させました。恐らく,今後,この1/144のこの機体の完成機が出品されることはないと思われますので,この機会に是非どうぞ。
ちなみに,無塗装の写真で,黄色っぽいところはレジンキットのパーツで,白っぽいところや銃座部は自作です。支柱は金属線を芯にしているので丈夫です。
【取引について】
梱包は廃材を使って2重箱にします。発送はゆうパックの着払いのみで,恐らく60サイズになる見込みです。がっしり作りましたが,軽微な破損はご自身で修理をお願いします。また大破の場合には,ゆうパックの補償をお使いください。
また,落札後には速やかにお支払いを,受け取り後にも速やかに受け取り通知をいただける方限定です。支払い完了通知が届いたタイミングにより,当日か,翌日に発送の予定です。