著者マルセル・プルースト(Valentin Louis Georges Eugne Marcel Proust)は1871年、パリの裕福な家に生まれた。早くから文学に親しみ、パリ大学で法律と哲学を学ぶ。その後はほとんど職に就かず、いくつかの習作を経た30代後半から51歳の死の直前まで、長篇『失われた時を求めて』を書き続けた。全7篇中の第5篇以後は遺稿に基づいて死後に出版された。本作は後世の作家に強い影響を与え、プルースト自身も、ジョイス、カフカと並んで20世紀西欧文学を代表する作家と位置付けられる。1922年死去(享年)。