



明治期を代表する名工、東京・井上良斎による、辰砂釉による幻想的な釉景が美しい花瓶です。
井上良斎は慶応2年(1866)に独立し、島田惣兵衛とともに浅草今戸に窯を開きました。本作は、その優れた技量を存分に示した貴重な作例です。
ふっくらと丸みを帯びた端正な器形に、紫紅色を基調とした辰砂釉が全体に施されています。
表面には淡い青や藤色が細やかに溶け込み、見る角度や光の加減によって複雑な色彩の移ろいを楽しむことができます。
装飾に頼らず、器形と釉調そのものの美しさを存分に味わえる作品です。
高台内には染付による「良斎」と銘がございます。
明治期頃の東京井上良斎の貴重な作品であることを本物保証いたします。
(時代)
明治時代頃
(状態)
概ね良好です。
ほとんど分かりずらい程度ですが、口付近にうっすらニューが見られます。
景観崩すことなくお楽しみいただけますが、写真にてご確認ください。
時代焼成由来による甘手感などはご了承ください。
(寸法)
口径外径約3cm
高さ約9.5cm
幅約6cm
重さ約205g
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