本品は民国時代の銀製花瓶となり、底面に「仁龍」の工房銘が打刻されています。
器身全体に手彫りで水辺の菖蒲、花鳥(鷺鳥)図が繊細に施されており、線彫りの細やかな筆致と遠近の構図が時代銀細工の魅力をよく伝えています。肩部分にも連続した葉模様の彫刻が巡らされ、細部まで丁寧な造りが見受けられます。
銀素材は長年の経年使用により柔らかな銀色の包(経年変色)が形成され、古い銀器特有の落ち着いた風合いが楽しめます。花器として生花を挿す実用はもちろん、古美術コレクション・室内置物としても存在感がある一品です。
【サイズ・重量】
高さ:約16.8cm
重量:181g
【素材補足】
銀製品ですが、底銘に純度(925/950等)の刻印が無いため、純銀または高純度銀素材としてご認識ください。
【状態詳細】
大きな変形、凹み、穴あき、亀裂、補修跡といった重度損傷は確認されません。
長年の使用による細かな擦れ、銀特有の経年変色・シミ、微小な傷が全体に散見されます。
彫刻模様、底銘の状態は掲載複数画像に細部まで写っておりますので、隅々まで確認後ご入札をお願いいたします。
【付属品】
銀花瓶本体のみ、桐箱・台座などの付属品はございません。
【補足情報】
本品は元々一対(2本揃い)の花瓶のうち1本となります。もう片方の同型同図の花瓶も別オークションにて出品しており、ペアで揃えたい方は併せてご確認ください。
「仁龍」は民国期に銀細工を製作した工房または職人の銘とされ、海外古美術市場にも同銘の銀細工が稀に流通しております。
【注意事項】
・銀の色調は撮影照明により実物と微妙な差が生じる場合があります。
・手作業で計量・採寸しているため、数グラム・数ミリ程度の誤差はご容赦ください。
・金属製品のため発送時に緩衝材で厳重に梱包してお届けいたします。
・入札前に気になる箇所があればお気軽にご質問ください。いたずら入札はご遠慮願います。