エキストラ 1930 (Montegrappa Extra 1930)万年筆 と思われます。
10年ほど前に、オークションで入手いたしました。モンテグラッパの歴史と装飾性が感じられる万年筆です。
さっそく、インク瓶にペン先を入れ、尻軸を回転させました。内部のピストンはスムーズに作動し、インクの吸入は完了しました。インクの漏れもなく、気持ちよく筆記ができました。
字幅は「M」で、インクフローも問題ありません。
出品にあたり、ペン先を拡大してみると、ペン先に左右のずれがあり、前所有者の筆圧によると思われる癖が見られました。万年筆の専門家に依頼すれば、調整していただけるのではないかと思います。
銀パーツを使用しているためか、銀の部分的な酸化も見られました。手入れには、銀磨きクロスで優しく拭くと解消するようです。
ごく普通に使用していたのですが、調べてみると、結構貴重な品のようで、少し驚きました。
出品にあたり、調べて分かった点を列挙します。
〇 全長約14cm(収納時)
〇 カラー アイボリーのマザーオブパール調
〇 軸素材 セルロイド(Mazzucchelli製セルロイド) らしいです。
〇 トリム(金具) スターリングシルバー 925刻印、メアンダー(雷文)模様のキャップリング
〇 ペン先(ニブ) 18金(18K / 750) メアンダー(雷文)模様が施されたバイカラーニブ
「山?の図柄」、「Montegrappa」、「ITALY」、「M」の刻印
〇 キャップ ネジ式
〇 天冠部 1912(モンテグラッパ創業年)のレリーフマーク
〇 クリップ ローリング球(ルッツォリーノ)銀色
〇 インク吸入 尻軸を回転させて、内部のピストンを上下させ、ペン先より吸入
〇 胴軸の刻印 MONTEGRAPPA EXTRAと薄いですが、山のロゴ
△ セルロイド自体に大きな割れはなさそうですが、銀の装飾が、部分的に酸化しています。
△ セルロイドの内側に、インクが染みこんだような部分が見られます。
△ 長年の使用で、ペン先に変形が見られます。
専門家ではないので、もし間違っていたら、ご容赦ください。
しばらく、実使用いたしましたので、細かい傷等がございます。
素人清掃ですが、水洗の上、プチプチに包み、段ボール箱に入れて、ご送付いたします。