【FULLCOUNT 2737 506XX 1st Type デニムジャケット/サイズ40/ジンバブエコットン】
日本のレプリカデニムという文化を語るうえで、避けて通ることのできないブランドのひとつが「FULLCOUNT(フルカウント)」です。
1990年代、日本ではヴィンテージデニムへの熱狂とともに、「かつてのアメリカで作られていたデニムを、日本の技術でもう一度作る」という独自のレプリカ文化が花開きました。旧DENIME、EVISU、STUDIO D’ARTISANなど、現在では世界的にも評価されるブランドが台頭していったその時代から、FULLCOUNTも日本のデニムシーンを支えてきた老舗ブランドのひとつです。
今回出品するのは、そんなFULLCOUNTがLEVI’S 506XX、通称“1st”のスタイルをベースに仕立てた「2737」。
506XXといえば、後の507XX、557XX、70505へと続いていくリーバイス・デニムジャケットの原点ともいえる存在。片胸のフラップポケット、フロントプリーツ、背面のシンチバックなど、まだデニムジャケットがファッションではなくワークウェアだった時代の機能美を色濃く残す名作です。
2737の面白いところは、その506XXのディテールをただ忠実にコピーするだけではなく、FULLCOUNTなりの解釈で現代の洋服として着やすく再構築しているところにあります。
ヴィンテージの506XXに見られる短い着丈とゆったりとした身幅のバランスに対し、こちらは着丈をやや長く取りながら、身幅を比較的すっきりと設定。1stらしい無骨な表情はしっかり残しながら、現代のパンツやインナーとも自然に合わせやすいシルエットに仕上げられています。
そしてFULLCOUNTを語るうえで外せないのが、ブランドを象徴するジンバブエコットン。
ヴィンテージデニムを思わせる表情を追求しながら、単に「昔のものを再現する」だけではなく、実際に日常で着続けたときの柔らかさや身体への馴染み方まで考えられているところがFULLCOUNTの大きな魅力だと思います。
ヴィンテージリーバイスに肉薄するような佇まいを持ちながら、着心地に対するデリカシーもしっかりある。レプリカデニムというジャンルの中でも、FULLCOUNTが長年高く評価され続けている理由を実感できる一着です。
こちらはまだインディゴがしっかりと残っています。
すでに着用による自然なアタリや濃淡が生まれ始めていますが、色落ちとしてはまだまだこれから。完成された古着を買うというより、この状態から自分で着込みながら「続きを作っていく」楽しさが残っています。
個人的には現在の色落ちも非常に雰囲気が良いと思いますが、FULLCOUNTのデニムはここからが本当に面白いところ。袖や肘、胸、裾、背中など、着る人の身体や生活に合わせて少しずつ表情が変わり、時間をかけて立体的な色落ちへ育っていきます。
新品の濃紺からすべて自分で育てるのは少し大変。でも、すでに良い土台ができていて、なおかつインディゴも十分残っている。そういう意味でも非常に楽しみ甲斐のあるコンディションだと思います。
サイズ表記は「40」。
レプリカ系のデニムジャケットでは需要の高いサイズで、実寸は以下となります。
肩幅:約44cm
身幅:約53cm
袖丈:約62cm
着丈:約64cm
平置きでの素人採寸となりますので、多少の誤差はご了承ください。
ヴィンテージそのものを追いかける楽しさとはまた違う、「ヴィンテージへの敬意を持ちながら、日本の作り手が自分たちなりの答えを出した服」。
FULLCOUNT 2737は、そんな日本のレプリカデニム文化の面白さを存分に味わえる一着だと思います。
まだまだここから育てられるデニムです。FULLCOUNTらしい素晴らしい色落ちを、この先ぜひご自身で完成させてください。
送料無料で発送いたします。よろしくお願いいたします。
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(2026年 9月 23日 11時 56分 追加)WN-225