1987年に英国のブリストル大学でギターのデヴィッド・ギャブリンとヴォーカルのハリエット・ウィーラーを中心に結成し、1990年にアルバム『READING, WRITING AND ARITHMETIC』でデビュー、当時大きな盛り上がりを見せていたブリットポップとはまったく違った方向性を持つ、ポスト・パンクとネオアコを絶妙なバランスで融合させた美しいサウンドと抜群のポップ・センスに満ちたメロディでいきなり全英チャート4位を記録、以降1997年までに3枚のスタジオ・アルバムを発表してきた、90年代UKインディ・ポップ・シーンを彩る伝説的バンド、ザ・サンデイズ。彼女たちが紡ぎ出す繊細なギター・サウンドと聴く者をやさしく包み込む透明感溢れる歌声は、30年以上の時を超えた今もなお、変わらぬ輝きを放ち続けている。
今回、彼らがリリースしてきた1990年のデビュー・アルバム『READING, WRITING AND ARITHMETIC(邦題: 天使のささやき)』と、1992年発表のセカンド・アルバム『BLIND(邦題: 硝子色の物語)』、そして1997年に発表したサード・アルバムにして最後のアルバムとなった『STATIC & SILENCE(邦題: スタティック&サイレンス)』が、約30年の時を超え、再びCDとアナログ盤で再登場することとなった。
★★★『READING, WRITING AND ARITHMETIC』(1990年作品)★★★ 各レーベル間の争奪戦を経て、ROUGH TRADEと契約し1990年に発表したザ・サンデイズの記念すべきデビュー・アルバム。ハリエット・ウィーラーの透明感に満ちた歌声が紡く抜群のポップ・センス溢れるメロディ・ラインや、時に爽やかに、時に鋭角的に鳴り響くギター・ワークなど、ザ・スミスにも通じるスタイルを持ちつつもドリーミーな空気感を持つ、瑞々しさ溢れる作品は、まさに90年代のインディ・ポップ・シーンの金字塔的作品として非常に高い評価を受けている。全英アルバム・チャート4位を記録。