
兼房作の一振りになります。非常に華やかでダイナミックな乱れ刃が特徴的です。
非常に力強く、見応えのある美しい刃文を持った一振りです。
昭和四拾九年拾月九日発行
詳細は画像にてよくご確認のうえ、ご入札をお願いいたします。
種別 短刀
長さ 25.1cm
反り 1.0cm
元幅 2.3cm
先幅 1.7cm
元重 0.6cm
先重 0.4cm
重量 約140g
目くぎ穴 1個
銘文
表 兼房作
裏 (なし)
登録記号番号 大分県 第24749号
兼房は室町期の美濃物にあって関七流中の善定派に属して名高い、特に『兼房乱』と呼称される刃文を創出して高名である。
『日本刀銘鑑』によると、もっとも古い作例として『兼重の子、永享(1429-)頃』、『兼常門、嘉吉(1441-)頃』とある。年紀作としては文明元年紀より始まり、この作品を事実上の初代としている。
文明十二年・十四年紀の兼房を二代、『校正古刀銘鑑』に記述されている大永七年紀の石見守清左衛門兼房を三代とし、永禄頃(1558-69)を四代、永禄・天正頃(1558-91)頃を五代と分類がなされている。
同時代の兼房作品中には同工が最も得意とした『兼房乱』を焼くものが多く、ほかの関鍛冶たちも兼房に範をとったものがある。また宗家以外にも兼房を名乗る刀工は神戸(安八郡神戸町)に住したものや、犬山城下で作刀したものがある。
三代石見守清左衛門兼房の三男「河村京三郎」は天文三年(1534)、岐阜にて生まれ、後『若狭守氏房』と名乗り、尾張国清洲の城主、織田信長に仕えて抱鍛冶となっている。
美濃の刀(美濃伝)は「折れず、曲がらず、よく切れる」という抜群の実用性から戦国武将に大いに好まれました。実践的でありながら、これほど華やかな刃文を焼くのが兼房の素晴らしい腕前です。
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